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2007年4月 7日 (土)

この世で長く続き、成功している企業の特徴

企業の盛衰はこの世の中の常である。我が国においても、まだ記憶に残る少し前までは繁栄を謳歌していたのに、突然経営不振に陥ったり、製品不良や社会的な不祥事で社会の非難を浴びたりして、衰退して行く企業が見られる一方で、長く世の中の信頼を得て社会に貢献してきた、ビジョンを持ち先見的な企業がある。

これらの企業の違いは何であろうか。この答えの参考とすべきことが述べられている書籍がある。この書籍名は“ビジョナリー・カンパニー(時代を超える生存の原則)、ジェームズ・C・コリンズ/ジェリー・I・ポラス 著”及び“ビジョナリー・カンパニー②(飛躍の法則)、ジェームズ・C・コリンズ 著”である。

 前者は、永続し、特に成功している企業(どちらかと言えば始めから偉大だった企業)の特徴を、後者は、良い企業から偉大な企業に飛躍した企業の特徴について、比較対象企業との対比で述べられている。いずれも、現在では大企業と見なされる企業であるが、これらの企業も元々は小さな企業から這い上がって来たということを考えれば、中堅・中小企業の方にも大いに参考となるものと思われる。因みに偉大な企業として、日本ではソニーがノミネートされている。他には、3M、ヒューレット・パッカード、P&GGE、ウオルトマート、ウオルト・ディズニー等がノミネートされている。

◆以下、これらの偉大な企業について述べられた特徴から、私が強く印象を受けた内容を記載する。皆様も成程と思われるにちがいない。
時を告げるのでなく、時計をつくる:会社を築き、経営する仕事に携わってるのであれば、製品についてすばらしいビジョンを考えたり、カリスマ的指導者になろうと考える時間を減らし、組織についてのビジョンを考え、未来志向的な会社の性格を築こうと考える時間を増やすべきである。目指すものは、伝統ある精神」を持つ会社である。

収益力は、会社が存続するために必要な条件であり、もっと重要な目的を達成するための手段だが、それ自体が目的ではない。単なるカネ儲けを超えた基本的価値観や目的といった基本理念も同じように大切にされている。

③基本理念を大事に維持し、守るが、基本理念を表す具体的な行動は、いつでも変更し発展させなければならない。

社運を賭けた大胆な目標に挑戦する。

⑤大量のものを試して、うまくいったものを残す:多くの場合、計画も方向性もないままに、様々な行動を起こし、何でも実験することによって予想もしない新しい進歩が生まれ、種の進化に似た発展の過程を辿る活力を与える。

生え抜きの経営陣:社内の人材を登用し、基本理念に忠実な者だけが幹部の座を手に入れる。社外から経営者を招いていては、先見性が際立った企業になることも、その座を守ることも、極めて難しいと言える。

⑦野心は会社のために:偉大な実績に飛躍した企業は全て、決定的な転換の時期に第5水準の指導者に率いられていた。第5水準の指導者は個人としての謙虚さを持ち、野心的であるが、野心は何よりも会社に向けられていて、自分個人には向けられていない。

⑧厳しい現実を直視する:自社がおかれている状況の真実を把握することが必要である。そのために上司が意見を聞く機会、そして究極的には真実に耳を傾ける機会が十分にある文化を作り上げることである。カリスマ性は強みになると同時に、弱みにもなりうる。経営者が強い個性を持っているとき、部下が厳しい現実を報告しなくなりかねない。   

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