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2007年9月29日 (土)

宮本染工~ のぼり・旗・のれんの職人技~

大阪市生野区に、のぼり・旗・のれん・はっぴなどの職人技を保有し、家族的な雰囲気で、元気に染色加工を営んでおられる㈲宮本染工さんという会社がある。同社は大阪商工会議所の会員である。同社は、文楽、歌舞伎、相撲ののぼりを始めとする各種の染物を製作している。

代表取締役である宮本修氏は、16歳で染物修行を始めた。そして現在に至るまで修氏夫妻と息子さんの浩二氏夫妻の絶妙のチームワークで、長年に亘って、その職人技を守り続けてきた。主な顧客は、昔は個人客が多かったが、近年は建築屋さんとか内装屋さんからの注文が多いそうだ。そのためか手作りの染物の良さが充分理解されずに販売されることが多いと嘆かれている。染物は洗濯しても色が落ちず深みのある色になっていくのが特徴だと言う。

同社の今後の目標は、顧客であるお店や会社にオリジナルなのれんやのぼりを提供し、集客に役立ててもらうこと、又個人客向けとして、家族やペットの写真入り袋物、額、ミニのぼりを提供し楽しんでもろうことだ、という。

そのためには斬新なデザインも必要だということで、デザイン面での研究も行っている。
同社の今後の発展を願う。

Img_0813

お父さんと
息子さん

Img_0811

染色前の
下絵作成作業

この後、
防染糊加工、着色、
水洗い、仕立て、
アイロン仕上げの
工程を経て製品と
なる。

Img_0821

オリジナルデザイン
のカレンダー

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