« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »

2007年10月

2007年10月24日 (水)

大阪販売士会セミナー「PiTaPa」

先日、大阪販売士協会の公開セミナーで、株式会社スルットKANSAI「ICカードシステムPiTaPaに」ついて聴く機会があった。講演者は西川勝將氏、聴講者は約80名。最近、PiTaPaカードの文字がよく目に入る様になったが、私自身まだ使っていないのでどんなものかと思っていただが、聴いてみて我々の生活を豊かにする面も大いにあると感じた。

今回、販売士会より、セミナー報告を書くことを依頼されたので、その要点をブログにも掲載しようと思って、ここに書いている次第である。

株式会社スルットKANSAIは、1996年、発足し、現在、大阪市交通局、阪急、阪神、南海、等、43社局が加盟しているそうだ。発足後、磁気カードシステムでのサービスを供給。顧客の視点から見て、鉄道・バスというのはあくまでも手段であり、目的は他にあるということで、飲食やショッピング、更には観光といったものとタイアップして来たそうだ。このような生活者を意識したマーケティングの例としては、美術館、歴史街道とのタイアップ、周遊パスの運営等がある。

このように発展してきた磁気カードシステムであるが、更に便利なものにして欲しいと言う顧客の要望があり、2004年に新たに「ICカードシステムPiTaPa」を開発したという。顧客の要望には、他の交通機関でも使えるようにして欲しい、駅コンビニや観光施設でも使えるようにして欲しい、プレミアムをつけて欲しい、等があったそうだ。

世の中の変化は止まることを知らない。スルットKANSAIも常に顧客を意識したマーケティング活動をしているのだということがひしひしと伝わってくる有意義なセミナーであった。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年10月20日 (土)

オキザリスの花

初秋に咲くオキザリスの花。淋しげだが、けなげに咲いて楽しませてくれる。

数年前、近くの野で咲いていたのを我が家に持ち帰ったのだが、この雑草とも観賞用とも区別がつかない花は、株を増やして、毎年、元気に咲いてくれる。

Img_0870 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月14日 (日)

モノづくりフェスタ in 東成・生野 2007

10月12日、大阪市東成区民ホールで行われたモノづくりフェスタ in 東成・生野 2007を見に行った。昨年、大阪商工会議所東成・生野支部の経営相談員の役目を頂戴してから例年行われているこのモノづくりフェスタに参加している。昨年は生野区役所で行われた。今年も約45社が参加し盛況だった。

参加企業にとっては自社のPRになるとともに、他社との協業、地域との連携を図る上で意義がある。特に販路の開拓をする上で、このようなイベントへの参加は効果があるものと思われる。昨年もこのイベントへの参加がきっかけで商談が増えたという企業が多かったと聞く。

同時開催イベントとして、イラストレーター成瀬國晴氏の講演、元気経営のカギ発表交流会、大阪市立生野工業高校生徒による展示があった。

下記の写真は、地域企業の連携のために活躍されている吉持製作所代表の吉持さんのブース、その向こうは吉持さんも加盟している「異業種交流会フォーラムアイ」のブースである。フォーラムアイは来年、アメリカニューヨークでイベントを開催する予定だと聞いている。“元気な大阪の姿”を世界に発信して欲しい!

Img_0859

モノづくりフェスタの光景
 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年10月10日 (水)

農作業体験 芋ほり

日頃、家族の医療のことでお世話になっているF先生からのお誘いで、先生が借りている農園へ行き、さつま芋の収穫を楽しんだ。慣れない農作業であったが汗をかきながら収穫するという喜びを味わった。

都会の生活の中で過ごしている我々にとって、自然と向き合うことは気分を晴れやかにしてくれる。Img_0848

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月 6日 (土)

枚方市の文化に触れる

枚方と言えば、枚方パークとか菊人形が有名でまだ子供たちが小さい頃訪れたことがある。先日、何となく枚方のことを調べていると枚方には多くの歴史的・文化的遺産があることがわかったので興味を覚え、行ってみることにした。
訪れたのは枚方宿鍵屋資料館と百済寺跡である。

枚方宿鍵屋資料館は、かって淀川水運の要衝として、また東海道57次(53次の間違いではない)の宿場町として賑わった往時を偲ばせる。鍵屋は伏見と大坂を結ぶ三十石船の船宿として江戸時代に栄え、近年まで料亭を営んでいたそうだ。

司馬遼太郎の小説「竜馬がいく」の中でも、幕末、坂本竜馬が何度もこの三十石船を利用して京都と大坂を行き来したことが記されているが、鍵屋の2階から淀川を眺めると、ふと小説の記述が蘇り、その時代のことが偲ばれた。展示室には“三十石船”と"くらわんか舟”とのやりとりを再現したミラービジョンが見られ面白かった。枚方には”くらわんか鮨”という珍しい美味しい鮨があることを始めて知った。“くらわんか”は“食べないか”という庶民的な言い方である。

次に訪れたのは、国の特別史跡百済寺跡である。この百済寺は、いわゆる白村江の海戦で新羅・唐連合軍に滅亡させられた百済王氏(くだらこにきし)という渡来系氏族の氏寺である。訪れる人は少なく、境内はひっそりとしていたが、堂々とした伽藍配置は全盛時を偲ばせるものがあった。隣には氏神である百済神社があった。

百済王氏は、聖武天皇の大仏造立に際し、その子孫が金を献上した功により河内守に任じられたという。また、百済王氏は桓武天皇の生母が百済系だったこともあり、その後も栄えたというが、百済王氏と皇室との関係を示すものとして興味深い。

百済寺跡の辺りは昔、清少納言「野は、交野」(枕草子第164段)と述べ、その風光を愛でた交野原(かたのはら)であり、平安貴族の遊猟地であった。在原業平は、この地の渚の院で「世の中に たえてさくらの なかりせば 春の心は のどけからまし」という歌を詠んだが、これによって交野は、藤原氏のために皇位につけなかった悲劇の皇子と桜のイメージが結びついて、その名前が記憶されるようになったという(山川出版社 大阪府の歴史散歩 より引用)

Img_0830

鍵屋資料館

前の道路は
旧東海道

Img_0835

鍵屋の2階より
淀川が見え、
昔の船宿に
いるような
気持ちにさせ
てくれる。

Img_0841_2

百済寺跡

ひっそりした
たたづまい
の中に
往時が偲ばれる

| | コメント (0) | トラックバック (0)

関西設計・製造ソリューション展

10月5日、第10回関西設計・製造ソリューション展を見に行ってきた。毎年、関西で行われるこの展示会には出来るだけ見に行くようにしている。今年も多くの会社が出展していた。時間があまりなかったので足早に見て回ったが、セイコーアイ・インフォテック社の大型図面をコンパクトに圧縮し送るシステムやパソコン決済の電子印鑑システム、フォトロン社の動画コンテンツ作成システムなどが目に留まった。後者のシステムは、現場の技術伝承に活用できると思った。動画と説明分を非常に分かりやすく対応させている。
Img_0827

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »