大阪販売士会セミナー「PiTaPa」
先日、大阪販売士協会の公開セミナーで、株式会社スルットKANSAIの「ICカードシステムPiTaPaに」ついて聴く機会があった。講演者は西川勝將氏、聴講者は約80名。最近、PiTaPaカードの文字がよく目に入る様になったが、私自身まだ使っていないのでどんなものかと思っていただが、聴いてみて我々の生活を豊かにする面も大いにあると感じた。
今回、販売士会より、セミナー報告を書くことを依頼されたので、その要点をブログにも掲載しようと思って、ここに書いている次第である。
株式会社スルットKANSAIは、1996年、発足し、現在、大阪市交通局、阪急、阪神、南海、等、43社局が加盟しているそうだ。発足後、磁気カードシステムでのサービスを供給。顧客の視点から見て、鉄道・バスというのはあくまでも手段であり、目的は他にあるということで、飲食やショッピング、更には観光といったものとタイアップして来たそうだ。このような生活者を意識したマーケティングの例としては、美術館、歴史街道とのタイアップ、周遊パスの運営等がある。
このように発展してきた磁気カードシステムであるが、更に便利なものにして欲しいと言う顧客の要望があり、2004年に新たに「ICカードシステムPiTaPa」を開発したという。顧客の要望には、他の交通機関でも使えるようにして欲しい、駅コンビニや観光施設でも使えるようにして欲しい、プレミアムをつけて欲しい、等があったそうだ。
世の中の変化は止まることを知らない。スルットKANSAIも常に顧客を意識したマーケティング活動をしているのだということがひしひしと伝わってくる有意義なセミナーであった。
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