音羽電機工業 訪問
中小企業診断協会大阪支部「経営情報研究会」のメンバーと尼崎市にある音羽電機工業㈱殿を訪問した。同社は、経済産業省「明日の日本を支える元気なモノづくり中小企業300社」に選ばれた優良企業である。
同社は避雷器製造に独特のノウハウを有し、1946年の創業以来、避雷器のトップメーカーとして業容を伸ばし、発展して来た。その発展の秘訣は、単なる製造にとどまらず、雷対策に関する総合ソルーション企業への脱皮だ。
従来の電力会社に加え、携帯電話会社、一般民需、の割合を増やしつつある。最近、コンピュータの急激な普及に伴い、落雷によるパソコンの被害が増大している。そのような被害を防ぐそために同社の製品アレスターは不可欠だ。
同社が心がけているのは、総合ソルーション企業として、メンテナンスを通じて顧客の声を吸い上げ新製品の開発のヒントを得ることだ。この地道な努力が現在の同社の地位を築いている。海外市場への進出は抑制し、国内向けに注力している。
ユニークなのは、雷写真コンテストだ。一般の消費者を対象としての啓蒙活動の一翼を担っている。
同社の玄関前
経営情報研究会
の皆様方と
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