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2008年1月20日 (日)

食品のマーケティング

先日、大阪販売士会のセミナーで、㈱イズミヤ総研の金原由香氏が「環境の変化と
これからの小売業」というタイトルで話され、その中で、女性を対象として食生活に
ついてのアンケートを行い、マーケティングについての視点をまとめられていたので
私なりに、その要点を記したい。食品関係の方の参考となれば幸いである。


 ・静かに進行するメタボリックシンドロームの影響を受け、生活全般で「健康志向」
  が高まっている。

 ・女性には「買う楽しさ」と「喜び」が大切。
  →ネット販売は買う楽しさを増加させている。

 ・メディアから発信される「健康情報」を重視している。「料理番組」も良く見ている。
  従って、メディアとしては正しい情報を発信する義務がある。

 ・自然の恵みで健康増進を図りたいという気持ち、安全性志向が強い。
  →自然食品、産地食材への願望。

 ・健康と栄養のバランス、そして旬が食を決定する鍵である。

 ・「栄養」「手間」が副菜決定の要因→共稼ぎ等で料理に割く時間が限定されて
  いる世の中を反映している。

 ・求められる躾と食へのこだわり→一例として、食事前の「ごちそうさま」という
  言葉」を大切にしたいという気持ち、伝統的な礼儀作用へのこだわりがある。

 

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