北京オリンピックを観て
北京オリンピックの開会式はまさに豪華絢爛の一言に尽きた。
絵巻物に模した人海戦術による中国の歴史説明は素晴らしく賞賛に値するものであったと思うし、中国の国威の発揚には充分過ぎるほどであった。
しかし共産主義国家と商業主義と言う矛盾した組み合わせには空しさも感じた。これほどまで豪華にする必要があるのか? 共産主義国家ならもう少し質素なものではいけなかったのか?などと思う。
また、豪華なオリンピックの舞台裏で、チベット民族や新彊ウイグル地区における少数派民族への対応の仕方、地方よりの出稼ぎ労働者への対応の仕方など、人権問題で考えさせる問題も孕んだ中での今回のオリンピックである。
スポーツの世界と政治の世界とは無縁であるようなことになって欲しいものだ。
by yagiyoshiaki:http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/
北京オリンピック
開会式
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