四万十川・祖谷渓
8月末、四国の四万十川及び祖谷渓を訪れた。
◆滑床渓谷から四万十川下流へ
義祖父が住んでいた宇和島市内を通り滑床渓谷へ。滑床渓谷は四万十川の源流に広がる約12KMの大渓谷だ。子供達が水遊びをしていた。四万十川の源流だけあって水は限りなく澄んで冷たい。
その後、四万十川の下流へ。四万十川は本流に大規模なダムが建設されていないことから、「日本最後の清流」と呼ばれている。日本の秘境100撰のひとつでもある。全長196KM、高低差が小さいので流れは緩やかだ。カヌーを操る人が多く見られた。
古くから漁が盛んに行われてきた。天然ウナギ、鮎、ゴリなどの魚介類の他、青海苔の産地として知られている。川漁で生計を立てている人が多いことでも日本有数の河川だそうだ。
屋形船に乗り遊覧。伝統的な漁である投げ網、柴漬け漁の実演を見る。今年は雨が少ないため流量は少ない。また、今年は蛍が異常発生したそうだ。この辺りには源氏蛍もいるが、多くは姫蛍という強い光を放つ蛍だそうだ。
◆祖谷渓
祖谷地域は吉野川の支流・祖谷川にあり、深山幽谷の景観を擁する。平家の落人が住み込んだ地域として有名。この辺りは道路と併行して土讃線が走る。
山の急な斜面には人家が点在している。最近でも日本に魅せられた西欧人がこの地域で生活しているという。
かずら橋付近は、学生時代、松山での陸上競技部の合宿後、友人と訪れたことがある。
その時の様子を僅かにとどめていたが、観光地化してすっかり様変わりした。おおきな土産センターができ賑やかだ。40M程のかずら橋を渡り、昔を偲ぶ。
by yagiyoshiaki:http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/
滑床渓谷
四万十川
祖谷渓
かずら橋
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