« 深刻化する雇用情勢、他 | トップページ | 公益資本主義について »

2008年12月10日 (水)

異色の演歌歌手・ジェロさん、秋元順子さん

今年、演歌の世界に新風を吹き込んだ歌手がいた。ジェロさんと秋元順子さん。ジェロさんの歌唱力は素晴らしい。ジェロさんの歌を聴いていると日本人よりも日本的な感情を込めて歌っているように聴こえるのが不思議だ。

アフリカ系アメリカ人の両親の下に生まれ、母方の祖母は日本人だという。子供の頃、その祖母に聴かせるために演歌を歌っていたのだが、いつの間にか自分自身が演歌の虜になったという。このような生い立ちを知るとジェロさんが日本人のような感情を込めて歌うことが何となく理解できる。

そして、来日後坂本冬美さんが主催するカラオケ大会で歌っていたところ、レコード関係者の目に留まったという。デビュー曲「海雪」は30万枚を超える大ヒットとなった。坂本冬美さんは威勢のよい歌を唄う歌手で私も好きな歌手である。その坂本冬美さんをジェロは敬愛しているそうだ。

一方、秋元順子さん、61歳の遅咲き歌手だ。シングル「愛のままで・・・・」は息の長いヒット曲となり、発売から5ヶ月かけてオリコンの演歌・歌謡曲チャートを上り詰めた。苦労人だ。ジャズ、シャンソンなど様々な歌を下町の小さなステージで真面目に地道に歌い続けて来た年輪を感じさせる歌手だ。

ジェロさんの歌はテレビにも良く出て皆様ご存知だと思うので省くが、
下記の秋元さんの歌をお聴き下さい。YouTube-愛のままで。

 http://jp.youtube.com/watch?v=1xQGRV-p6Gw&feature=related

by yagiyoshiakihttp://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/

|

« 深刻化する雇用情勢、他 | トップページ | 公益資本主義について »

2.日記・随想・歴史紀行・音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 異色の演歌歌手・ジェロさん、秋元順子さん:

» ジェロ新曲「えいさ」発売 夢は東京ドーム [あの人はこんな方]
ジェロ新曲「えいさ」発売 夢は東京ドーム歌手、ジェロ(27)が31日、横浜市西区の横浜ランドマークプラザで、新曲「えいさ」の発売記念イベントを開催。約3000人の観衆が見守る中、同曲やカップリング曲「晴れ舞台」など4曲を熱唱した。 昨年はNHK紅白歌合戦に初出場し、日本レコード大賞最優秀新人賞に輝くなど新人賞を総なめにしたが、「僕の人生で一番充実した1年だった。ちょっと自信がついた」と笑顔を見せた...... [続きを読む]

受信: 2009年2月 1日 (日) 20時48分

« 深刻化する雇用情勢、他 | トップページ | 公益資本主義について »