農商工連携マッチング
最近、コーディネーターとして幾度か参加している大阪府異業種グループ交流促進協議会が行う事業化交流マッチングが3月10日に開催され、今回もコーディネーターとして参加した。今回の主催は国の機関である中小企業基盤整備機構近畿支部の主催であった。
今回は「農商工連携マッチング」ということで農林漁業者と中小企業者との連携に関心がある者が参加。次の様な農林漁業における多方面の方がプレゼンテーターとして参加した。
品物が凍る時、氷の粒をできるだけ大きくしないようにして、そのままの状態で凍結させ、品物の細胞破壊を防ぐフリーザーを製造する企業、釜を使用せず蒸気を活用した省エネ炊飯を製造する企業、植物種子を特殊な条件下で発芽させる技術を保有する企業、草津市の花「青花」に食後の血糖値上昇を抑える有効成分が含有されていることことに注目し、それを用いた商品化に取り組む企業、トラフグの養殖に取り組む近畿大学水産研究所、接木苗の生産システムの自動化・ロボット化に取り組む大阪府立大、食育に関する事業や情報提供を行う協会、野菜や果実の未利用部分(廃棄処分品)も有効利用を開発している企業、等
発表される内容は全て初めて聴くことばかりで、大変興味深かった。
私がコーディネーターを担当したグループの発表者はエーエスシステム㈱で、同社は創業は昭和63年、創業以来、各種の自動化機械を製造してきたが、5年前に蒸気に詳しい「蒸気博士」という方との出会いから現在の主力製品である連続蒸気炊飯器を開発したとのことである。そしてまだ売り出したばかりであるが、かなり安定した顧客を抱えておられる様である。
社長の佐古氏はまだ40歳を超えたばかりの若さで、彼よりも若い8名の社員と共に頑張っておられる。同社のご発展を祈願したい。
by 八木: http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/
エーエスシステム㈱
によるプレゼンテーション
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