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2009年4月 1日 (水)

オーストラリア紀行(その2)

前回からの続き

世界遺産・土ボタル洞窟は、土ホタル(みみずのような生き物)が暗闇の中で明るく輝き幻想的だ。その辺りの空を眺めると南十字星が非常にはっきりと認められた。南十字星がオーストラリア国旗の一部を構成していることを始めて知る。

シドニーは、1770年、オーストラリアの歴史が始まった都市である。ミセスマッコリーズポイントで一行全員で記念撮影。ここは、オペラハウスとハーバーブリッジを望む展望スポットである。軍港も隣接している。オペラハウスは1973年完成したシドニーのシンボルである。海に浮かぶ帆船をイメージしてデザインされた姿は素晴らしい。外観の美しさと構造的強度に工夫が施されているという点が特徴らしい。オーストラリア人は、この建築物を大変誇りにしている。

シドニーで案内頂いた中尾さんという女性の方のご主人はオーストラリア人だ。先祖はマケドニアから移住して来たそうだ。中尾さんは青年の船で20数年前、当地にやって来た。そこでご主人に見初められ、そのまま当地にとどまりガイドをしながら生活している。ご主人との共稼ぎだ。日本には老いた母親がいるので年に一度は日本に帰国されているという。

中尾さんは観光以外にも、オーストラリアの社会生活について色んなことを話してくれた。中でも記憶に残っているのは高速道路の話である。オーストラリアには国を1周する高速道路があるが、全長14、000KM.。通行料は無料。但し途中のサービスステーションのようなサービスは一切ないという簡素なものである。
また、我々が若い頃はオーストラリアの主要な産業は羊毛だと教えられたが、今は鉄鉱石やオパールなどを採掘する鉱業が主力である。因みにオパールの世界シェアは98%にも達する。

by 八木: http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/

Img_0789

オペラハウス

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