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2009年4月 1日 (水)

オーストラリア紀行(その1)

3月末、初秋のオーストラリアを旅する。今回、向ったのは阪急交通社・トラピックスのツアーで、東海岸のゴールドコーストとシドニー周辺の地域だ。オーストラリアは新しい国なので、歴史的史跡等は少なく、見て回る主な対象は自然である。

ゴールドコーストでは、日中は美しい砂浜の海岸やサーフィンに興じている若者を眺め楽しむ。夜はアウトバック・スペキュラクターというオーストラリア版西部劇の様なショーを見せるところがあり楽しむ。

アウトバック(outback)とは、オーストラリアの内陸部に広がる砂漠を中心とする広大な人工希薄地帯である。ワーナーブラザースが巨額の費用をかけて建設したもので、四方が観客席に囲まれた闘牛場のような劇場で、土は土埃が立たないように特殊な工夫が施されている。そこで見るオーストラリア開拓史の映画は、雷などのシーンも散りばめ、リアル性を感じさせる。ウエスタンミュージックのような哀愁を帯びた歌や乗馬の曲芸などがあり、オージービーフを食べながら、これがオーストラリアだと思った。

花に関しては、オーストラリア原産のものは少ないようだ。殆どが外来種である。名前を忘れたが、橙色の花が唯一の原産だそうだ。

先住民族アポリジニは、約2万年前、東南アジア経由で当地にやって来た。当時は、海面が現在よりも200M近く低く、オーストラリアとは陸続きであったそうだ。大陸が孤立化してからはオーストラリアは乾燥が進んでいる(砂漠化)。

ユーカリの木は乾燥化につれて誕生した。ユーカリの木は乾燥に強い。コアラはユーカリを常食とする。コアラはアポリジニの言葉で「水を飲まない」から名付けられたそうだが、このユーカリの中から水分を含む限られた要素を選んで食べているという。今年のオーストラリアの山火事でコアラが消防員の差し出すペットボトルの水を飲み干している映像が日本でもテレビを通じて映し出されたが、水を飲まないコアラであるが、余程のどが乾いていたのであろう。

ブルーマウンテン国立公園で見たアポリジニの伝説が残る奇岩・スリーシスターズとその辺りの原生林に覆いつくされた景色の美しく壮大な眺めは筆舌に尽くしがたい。ブルーマウンテンの名前の由来は、ユーカリの木から発する油分の粒子に陽光が当たり、プリズム作用を起こして青く見えるのだそうだ。オーストラリアでは森林の3/4はユーカリで覆われている。

by 八木: http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/

Simg_2760

ゴールド
コースト
の海岸

Simg_2871_2 

ブルーマウンテン
3姉妹の奇岩

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コアラ

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