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2009年6月 4日 (木)

竹田城・天空の城

6月初日、兵庫県朝来市和田山町にある、かねてからの念願であった竹田城へ家内と一緒に出かけた。福知山線和田山駅で播但線に乗り換え一駅で竹田へ。そこからタクシーに乗り約10分で城跡に到着。

期待していた以上の素晴らしい絶景であった。城そのものはなく、あくまでも城跡であるが、好天に恵まれて、今まで見たことのない素晴らしい風景を満喫できた。さすが“日本のマチュピチュ”と比喩されるだけあって、写真で見たペルー・インカ帝国の遺跡“マチュピチュ”に非常によく似ていた。澄み渡った青い空、素朴な石垣と周囲の木々の緑、背後に見える青々とした山並みとの美しい調和は筆舌に尽くしがたい。

標高354Mの古城山の山頂に築かれた南北400M、東西100Mに広がる縄張りは広大で、そこから下界の景色を眺めていても飽きない。石垣の脇に紫色のアザミがけなげに咲いている姿が可愛い。

竹田城は冬季の晴れた日、山麓を流れる円山川からの朝霧に包まれた姿が有名で、天空の城という異名を持ち、この時が最も美しいと言われているが、今回訪問した、6月始めの好天に恵まれたこの季節においても、それに劣らず美しいと感じた。

竹田城の歴史については、以前のブログで一度述べたが、但馬の守護大名・山名宗全が、播磨、丹波、但馬の国境近く、街道が交わる地に侵攻を防ぐ目的で築城したものである。その後、山名氏の被官・太田垣氏が5代にわたって城主となったが、織田信長の命令による秀吉の但馬征伐で1580年、落城した。更にその後、羽柴秀長、赤松広秀が城主となったが、関が原の合戦後、廃城となった。

尚、最後に、竹田城は日本100名城のひとつであるということを付け加えておきたい。

by 八木: http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/

Simg_1022

竹田城跡
遠景

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天守閣
を望む

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天守閣
からの眺め

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