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2009年8月30日 (日)

某企業の経営改善

大阪商工会議所の経営相談員をしていた当時からお付き合い頂いている企業がある。大正元年の創業で、従業員40名程度の老舗企業である。

同社も昨年末以降、金融危機の影響を受け、雇用調整助成金の支給を受けながら何とか雇用を維持し、大変経営に苦労されている。社長さんは皆の意見を聞きながら、それらを経営の中に生かすタイプで、いわゆるワンマンでなく、社員との一体感の維持に努められている方である。

2ヶ月程前から社長さんと色々と話し合って来た。・・・今後、会社の改善をどのように進めればよいか、従業員の方にやる気を出してもらうにはどうしたらよいか、新製品開発をどのように進めればよいか、などなど。

そうした中、一度、従業員の方が日常、会社生活をどのようにとらえているかを調査しようということになり、先日アンケート調査を実施した。

アンケート調査の結果を見ると、会社の現在の状態がそれほど良くないという状況にもかかわらず、会社との一体感、会社を良くして行きたいという向上意欲が見て取れた。これはやはり社長さんの人間性によるものだと感じた。

このような職場の雰囲気を持った会社であれば、何とかなると感じ、今後、改善の進めかたについて助言していく予定である。

by 八木: http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/

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