大阪市中央卸売市場 本場で見た光景
先日、中小企業庁主催で実施されている農商工連携支援人材の研修会の一貫として、大阪市中央卸売市場本場(ほんじょう)の見学会に参加。果物卸売場、野菜卸売場のせり、水産、果物、野菜仲卸売場を見学。
せりは、水産物は午前4時頃から、果物・野菜は午前5時頃から行われており、当日は果物せりの現場を見ることができた。卸売会社(売り方)が全国各地から出荷された果物をスーパーや小売店から注文を受けた仲卸業者(買い方)に、せりによって販売している様子を見た。売り方は、せり人、記帳者、品物の紹介者の3人1組で行われ、一番高いところに落ちる。せり人はアーとかウーと掛け声を出して買う人の手(値段)を見ている。(写真1)
近年、せりの量が、果物生産者の高齢化により次第に減少して来ているとのことで、かってはせりに参加する人がもっと多く活況を呈していたという。更にこの状態が続けばどうなるのだろうと思うと淋しくなる。農業行政の行方に期待したい。
果物仲卸売場の中に、徳島県・上勝町からの出荷品だと思われる「木の葉」を見かけた。これは、日本料理の「つまもの(飾り)」として使われるもので、上勝町が町の活性化につなげた商品である。(写真2) →以前のブログ参照。
by 八木: http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/
(写真2)
果物仲卸売場で
見かけた
「木の葉」
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