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2009年11月 6日 (金)

事業化交流マッチング総合展2009に参加して

今年も例年通り、11月初めの11月5日・6日、事業化交流マッチング総合展2009が行われた。この総合展は、経済産業省から認定を受けた企業(地域資源活用、農工商連携、新連携関連、等)を含む中堅・中小企業が新製品・新技術・新サービス等を一同に会し展示することにより、販路や取引先の拡大、連携先の発掘、人脈拡大などを促進し、ビジネスマッチングの成果に繋げることを目的としている。

今年の総合展は、副題として、「商売を創りこむ多彩なネタ・ジョイントコーディネーターが仕掛け人」というフレーズがついている。ジョイントコーディネーターとは、ビジネスマッチングの仲介をする役目をする者のことである。今回、私はその一人として、また出展者(事業化交流マッチングコーディネーター有志グループ)の一人として参加した。

コーディネーターとして参加していて思うのだが、毎年新しい発想を基にして、時の流れをうまく捉え、ニーズを敏感に察知した新しいビジネスの芽が生まれて来るのを見ていると新鮮な感じにさせられる。

今回、そのようなビジネスの芽と思われるものを展示している企業を探してみると、

1)健康志向という点では、オーラルケア用品、自然化粧品、消臭ソックス、抗カビ靴下、を製作する企業、 2)癒し志向という点では、インテリア掛軸、信楽焼と照明を合体させた屋外用照明、壁面緑化タイル、レーザー加工による装飾用ランプ、を製作する企業、ロハスなホテルを運営する企業、

3)多様なニーズに応えるという点では、種々の塗装に迅速に応える試作塗装ドットコムを運営する企業、市場リサーチなど販促支援ソフトを提供する企業、4)消費者のニーズを先取りするという点では、超極細筆、滑り止め塗料、等を製造する企業、5)その他、遊休農地を利用し、地域の活性化を図るため村民募集を行っている企業、などがあった。

これらの製品を見ていると、不況の中でも新規な製品を開発するために創意工夫している中小企業があるのだということを実感させられ、日本の将来もまだまだ大丈夫だという感じがする。

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事業化交流マッチング
コーディネーター有志
グループのブース

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事業化交流マッチング
総合展の風景

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