セキスイハイムにおける顧客満足経営
我が家はセキスイハイムにお世話になった。阪神淡路大地震の時、住んでいる箕面市はそんなに被害を被ったわけではないが、我が家は少々老朽化していたこともあって、この時をきっかけに建替えすることにして、セキスイハイムを選んだ。
セキスイハイムを選んだのは、地震に対し強い構造であったこと、建替え時間が短いという2点が大きな理由であった。特に後者は、その時の我が家族の種々の事情を考えると必須条件であった。
建替えてから感心したことは、セキスイハイムの顧客サービスの良さである。定期的な無料点検サービスがあり、悪くいえばひつこいくらいの“御用聞き”サービスがあった。セキスイハイムを選んだ他の人からも、同社のサービスの良さを幾度となく耳にした。悪い評判は聞いたことがない。
このようなセキスイハイムの工場を一度見てみたいと思っていたので、先日、営業担当の方にその旨、問合せしたところ、1年に一度、「お客様感謝祭」というイベントを行っているという。私が問合せするまでもなく、それまでもそのようなイベントが行われていることは、営業の方より我が家に何度も話があったのであろう。しかし多忙であったので、そのようなことを聞いても聞き流したいたものと思われる。
そこで、先日の日曜日、始めてセキスイハイム近畿が主催する大感謝祭に参加し、同社の奈良県にある工場まで行って来た。近くの営業所まで行くと、そこからはバスツアーのような雰囲気である。お弁当付きで、バスで送り迎えしてくれ、現地では工場見学、色んな景品が当たる抽選会や福引、リフォーム相談会、太陽光発電セミナー、リフォーム税制セミナー、また、地震体験コーナーでの地震体験、ユニット落下実験見学、奈良特産品販売コーナーでの野菜や果物の廉価販売、等々、子供さん連れの方も来ていたが、子供さんを連れて来ても充分楽しめる一日であった。
このイベントは2日間にわたり行われ、1日約800名もの人が、来場したという。バスも一日20数台もチャーターし、営業・技術人員も多数動員していた。これを顧客満足経営の点からみると、新規顧客のみならず、既存の顧客も大切にし、顧客のフォローを充分に行っている同社の顧客戦略が窺い知れるというものだ。マーケティング用語でいえばリレーションシップ・マーケティングのモデルを見ているように思われた。
by 八木: http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/
工場見学
及び
リフォーム
事例展示
見学
各地より
観光バス
で到着する
参加者
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