早すぎる赤星選手の引退を惜しむ
阪神タイガース・赤星選手の突然の引退を知って驚いた。まだ33歳、早すぎる引退である。中心性脊髄損傷と診断され、今度やったら命にかかわる、と医者に言われての決断だったという。
彼が阪神に入団した時は、俊足でこそあれ、非力な打撃からレギュラー取りが危ぶまれたが、当時の野村監督にその俊足という一芸を認められ、レギュラーに定着。打撃の方も人一倍の努力で腕力などを強化し、そこそこの打率を残せるようになり、阪神には欠かせない選手となった。当時、藤本選手、沖原選手らと共にF1トリオと言われて活躍していた頃が懐かしい。
彼は何回かの盗塁王をとったが、盗塁数に応じて車椅子を寄付する社会貢献活動を続けていたという。華やかに見えるスター選手である一方で、このような活動を続けていたことに対して感動を覚える。
今後、彼ならば、野球の指導者としての道もあるだろうし、あるいは他の道を選ぶかもしれない。彼がいなくなって淋しいが、後の人生を有意義に切り拓いていって欲しいものだ。
by 八木: http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/
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