ウォール・ストリート・ジャーナルより日本品質管理学会への問合せ・トヨタのリコール問題
トヨタ自動車は、一部車種のアクセルペダルが戻りにくくなる問題や、ハイブリッド車のブレーキの効きに関する問題で、世界中で数百万台のリコールを行うと発表した。
これらが設計や製造上の問題なのか、海外メーカーから調達した部品に関わる問題なのか、あるいは、そもそも本当に不具合と呼べる問題なのか、原因や問題点は未だ明らかになってはいないが、このような中、ウォール・ストリート・ジャーナル社東京支局より日本品質管理学会に下記のような質問への回答依頼が入ったそうである。
<ウォール・ストリート・ジャーナル社東京支局の質問>
1.先日,トヨタ自動車が北米で大規模のリコールを発表したことを受け,日本の製造業の品質管理の問題について,ここ5年から10年ぐらいの日本の品質管理の状況についてコメントをいただければ幸いです.
2.日本の品質管理の質は落ちてきているのでしょうか.そうだとすれば,その背景は何でしょうか.
3.品質管理と国際競争力,価格競争力維持を両立する鍵は何でしょうか.例えば,トヨタのリコールでは,価格競争力維持のためのグローバル大量生産により,一つの品質不良が大きな問題になっていますが,これについてどうお考えですか.
===========================
トヨタが引き起こした問題が、世界的な反響を呼んでいることがこれからも窺い知れる。トヨタはようやくリコールを行うことを決定したが、今後も、日本製品の信頼性を損なわないような対応を見せて欲しい。
by 八木: http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/
![]() |
![]() |
| 固定リンク
「1.経営」カテゴリの記事
- “世界で一番貧しい大統領” ホセ・ムヒカ さん →この方と比べると日本の現状は淋しい限りです!(2018.03.03)
- マザーハウス・なんばパークス店訪問(2018.01.25)
- 発展途上国援助のために邁進する:マザーハウス・山口絵里子さん(2017.12.20)
- 明石順平著「アベノミクスによろしく」...(2017.12.20)
- 日本の報道自由度は低下の一途/勇気ある東京新聞・望月衣塑子記者(2017.06.19)
コメント