幻想的なイルミネーションに魅せられて・なばなの里
この世で、いくら人工的なものにせよ、これ程幻想的な光景は見たことがない。ところは三重県桑名市長島町にある”なばなの里”のイルミネーションだ。先日、名古屋でのセミナーが終わった翌日、気分転換を兼ねて家内と出かけた。
イルミネーションなど見てもたいして感動もしないだろうとたかを括っていた私だが、見て驚きそして感動した。下記の写真は、「テーマはオーロラ」というネーミングで、約27,000㎡(8,000坪)の広大な敷地を天空に見立て、大自然が織り成す神秘のカーテン「オーロラ」を描いている。LED電球150万個を使っての壮大な演出だ。写真では上手く写せなかったが流星も採り入れられている。まさに光の芸術品であった。他にも水上イルミネーション、光の回廊、光の雲海などがあり、光尽くしの夜の光景を満喫した。
休日前とはいえ、驚く程の人出であった。観光バスも数十台が駐車場にいたように思われる。ところで、あとで調べると、この”なばなの里”は長島観光開発㈱というところが経営しており、同社は他にもホテル花水木や長島スパーランドなど、種々多様なレジャー施設を保有している。
この”なばなの里”は、同社のパンフレットのサブタイトルに”長良川の水辺の夢のような小さな村”とあり、花のテーマパークとして平成10年に造られたものだ。四季折々の花が楽しめるように工夫されている。中にはベコニアガーデンがあり、世界のベコニアを集めた広大な温室は、これまた感動に値する(写真)。今回見たイルミネーションは冬季限定の出し物だ。
ところで、我が国には多くのテーマパークが建設されては消えて行ったが、その殆どが第3セクターの経営による役所主導のものだった。この「なばなの里」は民営だ。今回見たイルミネーションにしても、独創的な創意工夫が凝らされているし、園内の売店やレストランにしても大変活気付いていた。やはりこのようなレジャー施設は民営でしか、上手く経営できないのではないかとつくづく感じさせられた次第である。
オーロラと
題された
イルミネーション
幻想的だ
水上
イルミネーション
ベコニア
ガーデン
園内の
売店
右側の
長島ビール
でビールを
戴く
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コメント
私もいきたいと思っていました。
やはり素敵なんですね。
いきたーい。
今、行政とプロジェクトを進めていますが、
やはり民営と比べて、コスト意識が希薄で
あのさー、これ、市民の血税が使われてるんだから
もっと必死になって、やってよねーといいたくなること
しばしばです。
売り上げをあげないと給料に響く、
自営業者だと 生活できない!という危機意識が
ありますが、そんな切迫した体験がないからでしょうか
ねー。
投稿: miyomiyo | 2010年2月11日 (木) 21時49分
コメントありがとうございます。
なばなの里は、中で働いている方も生き生きとして
おり、またお客さん目線でのサービスを考えて
いるとの印象を強く持ちました。
投稿: やぎ | 2010年2月11日 (木) 22時28分