最近の若者に見る堅実志向
最近、所得の減少や環境教育の浸透などが影響してか、若者の生活態度が堅実的になってきているという。ブランド品を買い求めない、安くて実用的なものを買う、無駄な消費をしない、しかし音楽や旅行などの特定の興味のあるものに対して集中的に投資する、といった傾向が見られるという。
我々の若い時代と同じだ。当時は高度経済成長の時代であったが、モノが現在ほど豊かでなく、比較的質素な生活であった。それだけに倹約志向であり、金を使わないような工夫、例えば読書などの知的な活動に時間を費やした。
これからの若者も、所得がそれほど上がらないので、ムダな消費を抑制せざるを得ないが、これは人間としてのひとつのチャンスではないか。豊かな時代の物質主義から解放され、知的なものに価値を求めることへ移行する良い機会であると思う。
by 八木: http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/
| 固定リンク
「1.経営」カテゴリの記事
- 働かせ?法案:高度プロフェショナル制度(2018.06.29)
- 不誠実な政権(2018.05.24)
- “世界で一番貧しい大統領” ホセ・ムヒカ さん →この方と比べると日本の現状は淋しい限りです!(2018.03.03)
- マザーハウス・なんばパークス店訪問(2018.01.25)
- 明石順平著「アベノミクスによろしく」...(2017.12.20)
コメント