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2010年5月

2010年5月29日 (土)

民意を無視した鳩山・小沢政権

民主党に期待をしていた私であるが、民主党に対する思いは、期待→失望→怒りに変わって来た。同党は、政権が発足した頃も若干迷走していたが、政権を担当して間もない頃なので大目に見てあげるべきだと思っていた。

しかし、小沢氏の独裁による党の暗いイメージがいっこうに解消されず、また最近の郵政改革の見直しによる郵貯・簡保の預け入れ限度額UPの逆戻りの政策、そして最大の問題である普天間基地移設問題などの対応を見るにつけ、この民主党政権への期待は失われてしまった。多くの方もこのように思われているのではないかと思う。

普天間基地移設問題は最大の誤算であった。できるだけ海外、最低限県外としきりに発言していた鳩山首相が辿りついたのは元の自民党時代に交わされた日米合意と大差ない案であった。それも、地元及び与党内での合意を飛ばしての日米合意優先、福島大臣を罷免しての決定であった。

沖縄の方々があれほど反対しているにもかかわらずである。沖縄の方々に期待を抱かせておきながらの唖然とするような正反対の決着の仕方であった。これでは沖縄の方々の理解を得ることは到底不可能であろう。

このような暴挙は許すまじきことである。はるか昔のローマ帝国においてさえ、民意を考慮して政治を行う良心的な皇帝もいたのである。なぜ民主主義といわれる現在の環境においてこのようなことが行われるのか?

沖縄問題は、日米が対等の立場で、基地のあり方など、将来を見据えての話し合いが必要である。民主党がやっている中にも事業仕分けなど、良い例もないわけでないが、今回の普天間問題における鳩山首相の対応振りを見せられるといやになる。

来る参議院選挙では、同党に対し厳しい審判が下されるであろう。それもいいことだ、同党に反省を促す為には選挙で大敗させることが必要ではないか。民主党はその上で人心を一新して出直すことである。

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日米合意への
沖縄での
抗議集会
(読売新聞社
 撮影)

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2010年5月28日 (金)

「ツイッターで日本全国0円旅」を読んで

ツイッターを使って日本全国を無銭旅行した19歳の女学生・土井雪江さんによる旅の日記である。

土井雪江さんについては、下記のブログで紹介した。
 ”ツイッターで日本全国0円旅の快挙に思う”

企画書の作成から始まる旅の準備期間4ヶ月間での出来事、旅程52日間の毎日の出来事が楽しくユーモアをまじえて書かれていて面白い。旅での移動、宿泊、食事、等については、全てツイッターを介してのボランティア的な支援者に支えられての旅である。このような支援者が得られたことは彼女が持つ明るい謙虚なキャラクターによるのであろう。お世話になった人々への感謝の言葉も忘れていない。

この旅の特徴は単なる旅でなく、各県でインタビュー(取材)を取り入れていることである。その対象は、現地の人(県知事や市長さんなどを含む)や店舗、モノづくりの現場、など広範囲に及ぶ。彼女の学究心から来るものであろう。

旅を振り返って、彼女は「町おこし」にも興味を持ったという。これを機会に、今後も地方の活性化への取り組みを支援するような活動に興味を持って欲しい。 

この本の印税に関しては、旅を支援してもらった方々と相談して、彼女が応援している団体に寄付するとか、その有効活用を考えているという。

今後の彼女の活躍をお祈りしたい。

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宮崎県口蹄疫被害支援ツイッター募金

今日、ツイッターを見ていると、「宮崎口蹄疫被害支援ツイッター募金」という記事が目に入る。

”つぶやきを投稿して1円募金できます”という呼びかけがあり、よく読むと、これは緊急災害支援ツイッター募金で、スポンサー企業が社団法人宮崎県共同募金会を通じて被害を受けた畜産農家の支援を目的に1円寄付するということだ。

投稿者には一切負担がかからない。私もつぶやきを投稿した。下記のHPを参照下さい。

http://www.dff.jp/twit_donation/

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2010年5月25日 (火)

ハイチのマザーテレサと呼ばれる人

世の中には人に知られずとも自己を犠牲にして働いている善意の人が多くいるものだ。修道女の医師、須藤昭子さん(83歳)もその一人だ。人呼んで「ハイチのマザーテレサ」。以下は産経新聞社が伝えるニュースである。
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「どうか仲間を見捨てないで」。ハイチで34年前から結核患者の治療や植林指導の慈善活動を続ける須藤さんが、日本で被災者支援を呼びかけている。

ハイチから一時帰国していた今年1月にハイチ大地震が発生。これに応えて須藤さんの母校・関西医大(大阪守口市)が義捐金を贈る等、支援の輪も広がり始めている。
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カトリック信者の須藤さんは兵庫県西宮市の結核病院で勤務後、昭和51年にクリストロア宣教修道女会の医師としてハイチに渡った。

そして現地の結核療養所に長年、献身的に働かれた。医師を引退後は、ハイチで仲間達と環境保全団体を結成。植林活動や子供達への農業指導に力を入れ、農業学校の設立の協議も進め、正式な設立も決まっていた。その矢先ハイチ大地震が起きた。

須藤さんは次のように述べている:

ハイチは私の第2の故郷。一刻も早く帰り、患者や仲間達と国の再建のために働きたい。そして、世界の人々には長い目で復興を見守ってもらい、力を貸し続けてもらいたい。
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須藤さんはハイチのマザーテレサと呼ばれているが、マザーテレサに匹敵するようなことをされているのではないかと私は思った。

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2010年5月22日 (土)

みのおパトロール隊

先日、箕面市のNPO団体「みのおパトロール隊」が行っているクリーンハイキングに一般参加した。みのおパトロール隊では次の4つの活動を行っている:1.箕面の山の美化 2.不法投棄の調査と対策立案   3.自然環境の保護・保全    4.山地美化への啓蒙活動

そして、毎月、箕面の山を12のコースに分けて自然を楽しみながら「クリーンハイキング」を行っている。当日は21名もの方が参加された。好天に恵まれ朝9時半から午後2時半の5時間を楽しんだ。ハイキングをしながらの参加者間のコミュニケーションもあり、幾人かの友達もできた。
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山の美化は行政の人員だけでは不可能である。このような市民による自主的な協力を得て山の美化が実現できているのだということを改めて感じた。
下の写真は、収集したゴミを集めている場面及び当日参加者の全員写真

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2010年5月21日 (金)

歴史の面白さ・・・種子島への鉄砲伝来について

今年4月にポルトガルを訪れたこともあって、以前から親近感を感じているポルトガルという国に一層興味を感じるようになった。そういうこともあって司馬遼太郎さんの街道をゆく「熊野・古座街道、種子島みち」を読んでいると、種子島への鉄砲伝来に触れた箇所があった。

有名な鉄砲伝来は、1542年あるいは1543年と言われているが、鉄砲を持ったポルトガル人がこの島に漂着したというのは風浪がなした偶然である。しかし漂着したのが種子島でなく他の未開の孤島であったならば、その後の歴史は大きく変わっていたであろう。

種子島家にある「鉄砲記」によると当時の島主・種子島時尭(ときたか)は2挺の鉄砲を多額な金額で譲り受け、鍛冶職人数人にその製法を調べさせたという。当時の種子島は鉄についての産業が盛んであったらしい。そして半年後にはかなりの鉄砲が島内に存在していたという。

また、種子島には当時、紀州・根来寺の貿易関係者が滞在しており、種子島と根来寺が一体となって、琉球などを介し対明貿易を行っていたという。このように種子島は貿易の基地としても重要な位置を占めていた。

このようなわけで鉄砲は伝来後、またたくまに日本全国に普及した。鉄砲の出現は山城を無用にした。戦国前期ともいうべきそれまでの時代は、日本全国に無数の小豪族が山城にこもって群雄割拠していたが、鉄砲の出現により山城が無用になり、大勢力に亡ぼされるか統合されることになった。

鉄砲伝来が種子島でなかったならば、この後、織豊政権を経て関が原の戦いに至る過程がどのようになったであろう?と考えると興味深い。

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2010年5月19日 (水)

ツイッターで日本全国0円旅の快挙に思う

ツイッターを始めてまだ10日ばかりであり、ツイッターの効用について述べる資格はないと思うので今回それについては触れない。

私がそもそもツイッターに興味を覚えたのは、今年3月のある日、新聞に土井雪江さんというデジタルハリウッド大学2年生の女学生がツイッターを使って日本全国0円旅をされているという記事を見たからである。携帯電話を介してのツイッタ-で、”今晩泊めて頂けませんか”というような”つぶやき”を発し、協力者を探すわけである。

彼女の旅の動機については詳しいことは知らないが、お母さんに親孝行したいということが発端であるという。それにしても、若い女性が一人旅の無銭旅行をするには勇気が要ることだ。彼女の勇気を率直に称えたい。そして旅の途上で彼女を支えた多くの支援者の存在も無視できないであろう。我が国にもこのような暖かい人の心がまだ充分に残っていることに安堵を感じた。

ところで、彼女が今回行った旅については、賛否両論があるというが、草食系男子という言葉が流布している今日、男性でなく若い元気な女性がこのような快挙を成し遂げたことには感動を覚えた。若い男性も彼女に見習って元気を出して欲しいものだ。
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今回の土井雪江さんの旅の達成を祝って、「ツイッターで日本全国0円旅」という本(左)が5/20発売されるそうだ。また5/26には、旅達成&出版記念イベントが行われるという。

このイベントには、勝間和代さんがゲストとして招かれ、彼女と対談するそうだ。対談のテーマは”ツイッターの可能性”。

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下記は、私が土井雪江さんに送った”つぶやき”に対する彼女からの返信である。忙しい最中、わざわざ返信の労を取って頂いたことに対して感謝致します。

(下記のyukie0339のところ又は8.08PM May 11thの辺りをクリックすると彼女のツイッター画面が見れます)

yukie0339 @yoshiakiyagi ありがとうございます↑↑ いや~でもあたしよりも本当~に、協力・ずっと応援してくださった皆さんがスゴイんだと思います!!本当素晴らしすぎる体験をさせていただきました☆こちらこそ、これからもよろしくです^^ ブログに書いてくださるとのこと感謝ですっ!

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2010年5月17日 (月)

「大人かわいい」という言葉について

先日、NHKのクローズアップ現代で、私にとっては耳慣れない「大人かわいい」という言葉が取り上げられていた。番組ではタレントの吉川ひなのさんや「大人かわいい」ブームを仕掛けた風間ゆみえさんへの密着取材が採りあげられていた。

「大人かわいい」とは大人になっても女の子らしさを追い求めることで、特に30歳前後のアラサー世代を中心に支持を集め、更には40歳までの女性に及んでいるということであった。そして街には花柄のワンピースやフリルのスカートを身に着けた女性が目に付くと伝えていたが、確かに最近、街を歩いていると、その様な光景が目に付く。

この「大人かわいい」という言葉で表現されるスタイルがブームとなっているのは、最近の社会経済の低迷、将来的に見た結婚難や生活不安などからくる閉塞感があり、何とかこれに打ち勝って元気にやって行きたいという若い女性の気持ちが背景にあるのだと言われている。

確かにそういうこともあると思うが、しかし、私はこれに加えて、いつまでも若く美しくありたいという女性の気持ちの表れであると思う。このような気持ちは男女にかかわらず同じだと思うが、時と場所を選べば、年相応の服装を纏うという既成概念から離れて、自由な若々しい服装で若さを維持しようとすることは本人にとっても、それを見る人にとっても楽しいし、良いことではないかと思う。

ところで、「かわいい」という言葉についてであるが、あるブログで某氏が「かわいい」は清少納言の「枕草子」に出てくる「をかし」とか「いとをかし」と同じ様な意味で”いいこと”とか”好ましいこと”という意味に解釈するのが適切ではないかと述べ、日本人の価値観を表す言葉として、昔から伝統文化として連綿と受け継がれてきたものであろうと意見を述べられていた。

私が以前読んだ本に、李御寧さんという人が書いた「縮み志向の日本人」という著名な本がある。この本は外国人から見た日本人の特質を述べた本として大変読む価値のある書籍であるが、

この中でも著者が、「枕草子」の中で「ちいさきものはみなうつくし」などと記されていることに触れ、日本語の「うつくしい」という言葉は、小さきものに対する愛、可憐なものに寄せる慈愛など、可愛いという意味から転じたものであると述べており、日本人の精神の中に、”うつくしい”や”可愛い”という言葉が伝統として受け継がれていると説明している。

最近ブームとなっている「大人かわいい」という言葉も、決して幼稚な言葉ではなく、日本の伝統文化に由来する日本人の精神文化を表す言葉と見なせば納得させられる。

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2010年5月14日 (金)

品質問題の中に潜むもの

先日、大阪商工会議所・新淀川支部での異業種交流会で、「日本的品質管理の再認識とその功罪」と題して、次のような内容をお話しさせて頂きました。

・トヨタ自動車・プリウスのリコール問題などの発生があったが、我が国メーカーの設計や製造などの現場力は、他国との比較においては、依然として健全である。

・トヨタの失敗は、品質への過信から、技術的な解析と説明にこだわるあまり、顧客の感覚とずれた対応を取ってしまったことである。トヨタ幹部の傲慢とも受けとめられる発言がそれを示している。最終的に品質の良し悪しを決めるのは消費者であるという観点が不足していた。これは品質を技術問題として捉えがちな日本企業の課題でもある。品質は経営問題として捉えるべきである。

・企業の活動がグローバル化している今日、経営のグローバル化は避けては通れない問題である。トヨタの場合は、企業規模の増大に対し、自社や協力業者の人材の育成がついていけなかった様に思われる。今後、中小企業の場合でも、日本人だけで対応できる規模ならいいが、その規模を超えると問題が生じる。

・海外市場においては、新興国の消費者がどの水準の製品を欲しているかを把握し、それに合致したものを開発していこうという努力が、今までよりも一層求められる。我が国においては自らが納得するまで過剰ともいえる品質をつくり込んでしまうという良き?癖があるが、今後はVE設計等による再検討が必要である。←我が国携帯電話におけるガラパゴス化現象の轍を踏まないために。

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2010年5月13日 (木)

わかりやすい日本史の本

日本人であれば日本の歴史を知りたいと思っている人が多いと思う。ところがいざ日本史を勉強するとなると適当な書籍が見当たらない。まず、学校で使用する歴史教科書は無味乾燥で面白くない。
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面白くないのはなぜか?歴史の流れ、なぜ歴史がそのように動いたのか、変わっていったのか、というようなところが分りやすく説明されていないからである。

ということで、詳しい歴史の流れを理解しようと上級レベルの書籍を求めるが、これがまた一般の読者にとっては、専門的過ぎて、更に大部であるので、読んでいる内に眠気を催すことになる。

この「読むだけですっきりわかる日本史」は、教科書レベルの内容を僅か335頁の1冊にまとめて分量が少ない上に、この1冊の中に日本人として知っておくべき歴史の内容を、とにかく有名なエピソードなどを挿入して、面白おかしく書かれているので、いままで歴史が苦手であった人でも、一気に読めてしまえるような本である。

私は歴史が好きで今までも幾つかの歴史書を買い求めたが、この本ほど面白さを感じながら、しかも歴史の流れがすっきり理解できる様な本は見当たらなかった。今まで歴史は難しいと思って、歴史を勉強するのを諦めていた方には是非お薦めしたい本である。
この本を読んで京都や奈良、鎌倉、東京、大阪などの歴史の舞台を求めて旅行されれば、旅は面白いものとなること請合いである。

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2010年5月12日 (水)

これでよいのか?候補者選定

参議院選挙を控えて、各党とも候補者選びに忙しい。今回に限ったことではないが、知名度を当てにした芸能人やスポーツ選手を候補者に選ぶ党が多い。

今回も各党がスポーツ選手を選ぶ中、民主党・小沢氏が柔道の谷亮子さんを候補者に選んだことには大変驚かされた。まさになりふりかまわぬとはこのことだ。しかも谷選手は現役を続行するという。アルバイト気分で政治を行おうとしているのか? 政治をなんと考えているのか問いたい。

自民党がこのようなことをするのは分るが、民主党までがこのような愚行をやらかすことには失望した。最近の日本国民は賢明だ。選挙にてそれなりの評価を下すであろう。

かってサッカーの三浦知良さんは、当時の自民党から立候補を要請された時、「私はサッカーのことは分るが、政治のことは分らない」と立候補を辞退した。賢明な決断だと思った。このことによって三浦さんは人間的な価値を上げた。

政治に素人であるスポーツ選手や芸能人がまず地方議会の議員を経験して、それから国政に打って出るというのならわからないことはないが・・・・・

この国を本当に良くして行こうと思っている、若くて、無名で、選挙を戦うだけのお金も持たない志豊かな人を支援するような動きが必要かと思う。

追記:
谷さんが柔道界に永く君臨することは、若手の台頭を阻害している。自分のことだけを考えずに若手に道を譲ることを考えなければならない。五輪にもう一度出たいというような発言は傲慢である。

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2010年5月11日 (火)

「ぐみ」を売る

つい最近参加したNPO箕面アンテナショップ「箕瀧案」の会合があった。話し合われたのは、箕面の特産品・ゆずを原料にしてつくった「ぐみ」。それをどのように売っていこうかということで、集まった6人の議論が弾んだ。

とりあえず、箕面瀧道の箕瀧案、メンバー会員の高速道路インターチェンジ、などで試験的に販売することになる。誰に買ってもらうのか、ぐみの陳列の仕方、ネーミング、価格などを皆で話し合った。また、今後のことについては、テスト販売の様子を見ながら考えていくことになった。楽しい議論であった。

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2010年5月 9日 (日)

Twitterを始める

おくればせながらツイッターを昨日から始めた。
ある新聞社のアンケートによると、ツイッターに興味がある者37%、興味がない者63%となっており、興味があると答えた人でも、話題になっているからという消極的な人を除くと、何らかの目的意識をもってツイッターをしている人は約60%で、全体としては約20%の人が興味を持っているということになる。アンケートに答えた人は、パソコンや携帯電話などをある程度やっている人を対象とした調査であるから、全体としてはせいぜい約6%程度の人がツイッターに興味をもっているのであろう。

ツイッターに興味がない人の理由としては、上位より、どこが面白いかわからない、やっている暇がない、ブログやメールなどの他の楽しみ方で充分、やるのが面倒くさい、新しいコミュニケーションツールの登場にうんざりしている、今だけの流行だと思う、となっている。

私自身は、ブログやSNS、ホームページ、メールなど他の手段で十分である、という考えでツイッターをすることに踏み切れなかった。

しかし、地方の中小企業の方でも”つぶやく”ことによって一躍、名前が売れ、ビジネス面で大変メリットがあったという話しや、交通費ゼロ、宿泊費ゼロでツイッターで協力者を探し、日本一周の無銭旅行を試みている女子大生、などがいる、等の話を聞いていると、Twitter がどのようなものであるかを確かめたいと思うようになった。

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2010年5月 5日 (水)

宮里愛に見るスポーツマンシップ

宮里愛さんの今期3勝目は見事であった。それも自分の親友という世界ランキング1位のメキシコ・ロレーナ・オチョア選手の引退試合での優勝。優勝者インタビューでは、オチョア選手に対し、涙のはなむけの言葉を述べている姿はすがすがしく感じられた。

2010050300000410ismgolfview000 そして、オチョア選手に予選ラウンド同組に指名された喜びもあり、「ロレーナに対する感謝の気持ちが強く、彼女から学んだものをプレーで表現したかった、気持ちの入り方が違った」と述べている。

オチョア選手にしても、家庭を第一に考えて、若くして世界1位の栄光を捨ててまで引退するまでの決意は並々ならぬものであったであろう。これから彼女のプレーを見ることができないのは淋しい。

ところで、新聞で報じられるところによると、かって幾度も賞金王に輝いた岡本綾子さんは、宮里選手の優勝を率直に称え、「彼女は自分の長所と短所のバランスをよく知っていて、持ち味をどう生かすかを磨きつつあるところ。自分の戦い方が分ってきた」と分析し、先輩として次のようなアドバイスをし、慢心を戒め、今後の更なる精進を促していたことを興味深く感じた。

「まだ自分の不得手な場面に出会ってないからいいけど、インテンショナルに(意識的に)打てる技術の向上が必要」と自在な球筋の打ち分けを求めながら、「ちょっと調子が悪くなれば小さくなっていた不安材料が大きくなる。私達プロゴルファーはその繰り返し」

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貧困スパイラルを止めろ!

「貧困スパイラルを止めろ!」は、昨年湯浅誠さんが堤未果さんとの共著で書かれている下記の書籍の副題だ。

「正社員が没落する」―「貧困スパイラル」を止めろ!」 堤未果・湯浅誠 著 角川書店

湯浅誠さんといえば、貧困の撲滅に献身的に活動され、この年末年始にも年越し派遣村の村長を務め、また民主党政権に請われて政府内閣府の参与として活躍されている方である。最近テレビにも時々出演されている。一方、堤未果さんは米国野村證券に勤務中、9.11同時多発テロに遭遇、以後ジャーナリストとして活躍され、「ルポ貧困大国アメリカ」などの本を書かれている。
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小さい政府が良いか、大きい政府が良いかという議論があるが、小さい政府、すなわち市場経済優先による行き過ぎた政策(福祉予算の削減や教育予算の削減など)により、我が国やアメリカにおいて、人々の相互の助け合いの気風が失われ、人間社会が衰退していく様に思われるのは残念なことである。

このような様子はTVや新聞でも垣間見ることができるが、表面的にしか把握できない。しかしこの本では現場での実体験に基づく真の実態が捉えられており、成る程と納得させられるところが多い。その上、本書は決して一方的な偏見に基づいて記されたものではない。あくまでも客観的な情報に基づいて記載されているだけに胸に響く。
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湯浅さんは次の様に述べている:

今、日本は高度経済成長以来初めての危機に直面している。そのキーワードは貧困だ。生活保護受給者は159万余り(2008.11)に達し、貯蓄ゼロ世帯も急激に増えた。非正規雇用者の比率も33.5%と過去最大である。

しかし、貧困とは単に金銭的に貧しいことだけを意味するものではない。たとえ経済的に困窮しても、かってならば家族や親戚、地域社会などが受け皿になって新たな職場を紹介してくれたり、家業を手伝いながら今後を考えることも可能だった。いまの貧困は違う。所得が低いばかりでなく、頼れる人もおらず、そこから抜け出る足がかりさえもない。すなわち明日の見通しが全く立たない状態である。それは単なる経済問題ではなく、この国を支えてきた土台が、砂のように崩れ始めているように、私は思える・・・・・・

貧困で悩み、生活相談に駆け込む人々に対して、しばしば「すぐに他人を頼りにする」「自助努力が足りない」と言う人も多いが、実際に彼らに接してきた私からすると、それはまるで当たっていない・・・・・・・・

これまで貧困や生活相談といえば、普通に暮らしている人にとってはどこか遠い世界の話題であった。しかし、最近、私達のもとに大企業の労働組合や医師の会合など、貧困とは無縁と思われるようなところからの講演依頼が増えている。この国はどうなってしまうのかという不安が広く蔓延し始めている・・・・・
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堤さんの述べていることにも驚く:

9.11同時テロ以降、アメリカ政府が急激に始めた社会保障費削減や民営化は、社会の様々な場所を競争原理にさらし、コストや人材の切捨てがもたらす過剰労働が肉体を蝕み、質の良いサービスを提供できないという敗北感が精神にダメージを与えた。人間としての「ゆとり」を奪われた人々の悲鳴が、今全米各地から聞こえ始めている・・・・・・と記され、

医師や教師、公務員、製造業の中間管理職クラス、いわば1950年代のアメリカンドリームの主役だった人々の過酷な生活実態を記されている・・・・・

・・・・・自分だけは大丈夫と安心していた人々が、気がついたら吹きすさぶ嵐の中、呆然とたたずむ光景が、今アメリカを覆い始めている。
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この本を読んで感じたことは、このままの状態が続くと世の中、ひどいことになるということだ。選挙に勝つためでなく、真に世の中のことを考えてくれる政治家を選ばなければならないということを改めて考えさせられた。

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2010年5月 4日 (火)

箕面の山を歩く

連休の一日、近くの箕面の山歩きを楽しむ。気候の良い季節には月に1、2度、気分転換と健康のために、この箕面の山歩きをする。箕面の山と言っても最高は標高395mの六個山であり、ハイキングに近い。それでも、自宅から歩いて往復1時間30分。それなりに充実感がある。
Simg_3112 六個山への途上には教学の森というところがあり、キャンプ施設などがある。子供達が元気そうにキャンプを楽しんでいた。
2週間ほど前に来た時は、登山道に古木が倒れ、道を塞いでいた箇所もあったが、既に古木は取り払われ、道の両側に綺麗に切り揃えられていた。これらは箕面の里山を守るNPO団体によってボランティア的に行われている。このNPOは登山道の道案内などの標識つくりなども行っている。

Simg_3121_2 他にこのような箕面の山の自然を守る活動をしているものとして、箕面パトロール隊というNPO団体も箕面市にあり、登山をしながらゴミを回収する活動をしている。

これらの会合にも時々参加したいと考えている。

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