ハイチのマザーテレサと呼ばれる人
世の中には人に知られずとも自己を犠牲にして働いている善意の人が多くいるものだ。修道女の医師、須藤昭子さん(83歳)もその一人だ。人呼んで「ハイチのマザーテレサ」。以下は産経新聞社が伝えるニュースである。
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「どうか仲間を見捨てないで」。ハイチで34年前から結核患者の治療や植林指導の慈善活動を続ける須藤さんが、日本で被災者支援を呼びかけている。
ハイチから一時帰国していた今年1月にハイチ大地震が発生。これに応えて須藤さんの母校・関西医大(大阪守口市)が義捐金を贈る等、支援の輪も広がり始めている。
カトリック信者の須藤さんは兵庫県西宮市の結核病院で勤務後、昭和51年にクリストロア宣教修道女会の医師としてハイチに渡った。
そして現地の結核療養所に長年、献身的に働かれた。医師を引退後は、ハイチで仲間達と環境保全団体を結成。植林活動や子供達への農業指導に力を入れ、農業学校の設立の協議も進め、正式な設立も決まっていた。その矢先ハイチ大地震が起きた。
須藤さんは次のように述べている:
ハイチは私の第2の故郷。一刻も早く帰り、患者や仲間達と国の再建のために働きたい。そして、世界の人々には長い目で復興を見守ってもらい、力を貸し続けてもらいたい。
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須藤さんはハイチのマザーテレサと呼ばれているが、マザーテレサに匹敵するようなことをされているのではないかと私は思った。
by 八木: http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/
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