わかりやすい日本史の本
日本人であれば日本の歴史を知りたいと思っている人が多いと思う。ところがいざ日本史を勉強するとなると適当な書籍が見当たらない。まず、学校で使用する歴史教科書は無味乾燥で面白くない。
面白くないのはなぜか?歴史の流れ、なぜ歴史がそのように動いたのか、変わっていったのか、というようなところが分りやすく説明されていないからである。
ということで、詳しい歴史の流れを理解しようと上級レベルの書籍を求めるが、これがまた一般の読者にとっては、専門的過ぎて、更に大部であるので、読んでいる内に眠気を催すことになる。
この「読むだけですっきりわかる日本史」は、教科書レベルの内容を僅か335頁の1冊にまとめて分量が少ない上に、この1冊の中に日本人として知っておくべき歴史の内容を、とにかく有名なエピソードなどを挿入して、面白おかしく書かれているので、いままで歴史が苦手であった人でも、一気に読めてしまえるような本である。
私は歴史が好きで今までも幾つかの歴史書を買い求めたが、この本ほど面白さを感じながら、しかも歴史の流れがすっきり理解できる様な本は見当たらなかった。今まで歴史は難しいと思って、歴史を勉強するのを諦めていた方には是非お薦めしたい本である。
この本を読んで京都や奈良、鎌倉、東京、大阪などの歴史の舞台を求めて旅行されれば、旅は面白いものとなること請合いである。
by 八木: http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/
| 固定リンク
「2.日記・随想・歴史紀行・音楽」カテゴリの記事
- 強行された五輪ではありますが、懸命に頑張っているアスリートには敬意を表したい(2021.07.27)
- 相撲道を守るには How to keep Sumo-do(2021.07.20)
- 大谷翔平さんはなぜ、皆に愛されるのだろうか(2021.07.14)
- 現代人が留意すべきこと(2021.07.10)
- テイカカズラ(定家葛)(2021.06.16)
コメント