大和路まほろぼウォーク(平城遷都1300年祭)に参加
奈良は現在賑わっている。というのは、今年は710年の平城遷都後1300年に当たり、各種のイベントが奈良県各地で行われているからだ。
大和路まほろぼウォークもそのひとつのイベントであり、10月1日~3日までの3日間行われた。私は最終日・10月3日、家内とともに参加した。
当日、5時半に起床、奈良に向かう。当日は天候が悪く、天気予報は雨といっていたが、運よく時々小雨が降る程度で、日射も少なくウォーキングにはかえってよかった。
近鉄大和西大寺で下車し、徒歩で出発点の朱雀門に向かう。8時半に朱雀門に到着。既に多くの参加者が集まっていた。
今回のウォーキングは、5km、10km、20km、30km コースの4つのコースがあったが、我々は20kmコースを選んだ。
9時にスタート。コースは奈良市役所→三条通→猿沢池→ならまち格子の家→今西家書院→志賀直哉旧居→春日大社→若草山→二月堂→東大寺大仏殿→奈良気象台→奈良YH→ウワナベ古墳→コナベ古墳→磐乃姫命陵→朱雀門というルートだ。
参加者の多くは健脚の持ち主だ。早く歩く人は時速7km、遅い人は時速4kmといったところ。時速7kmといえば競歩並みの速さだ。我々は久しぶりの奈良を楽しむためにゆっくりと時速4km程度で歩いた。
参加者は北海道から沖縄まで、日本各地から来ているようだ。外国人の姿も見られる。
道中、ご一緒した人の話によれば、このようなウォーキングは年中、各地で行われているということだ。マニアの人も多いらしい。日本ウォーキング協会というところが主催しているという。
静かな奈良のまちなかを歩くと大変癒されるという気持ちがする。
次の写真は格子が見られるまちなみだ。
小学校の遠足以来訪れたことがない若草山を見ると昔の懐かしい記憶が蘇る。しかしフェンスで囲まれていた。若草山の向いにある茶店付近には多くの鹿が観光客に餌をねだっていた。
これも久しぶりに見る二月堂は厳かな様子を呈していた。
午後2時過ぎにゴールの朱雀門に到着。完歩証をもらう。到着直後から雨が激しくなった。
朱雀門から見る大極殿は煙って見えた(近鉄線が間に走っている)。
久しぶりの20kmのウォーキングには満足感を覚えた。
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