桂七福さん・・・社会を明るくする落語家
落語家・桂七福さんはSNS上での私のお友達である。
12月30日、朝日新聞の天声人語を読んでいると、桂七福さんについての記事が他の4人の方の記事と並んで掲載されていた(下記)。
桂七福さんの記事は一番最初に掲載されていて、次のような内容である:
「徳島が拠点の落語家の桂七福さん(45)は、自身のいじめられた体験をもとに小中学校で講演を続けてきた。今いじめられている子には、「人間はほっといても寿命が来たら死ぬ。だから、どんなに悩んでも自分から死ぬ方向には絶対に行くな」。訪ねた学校は述べ100校になる。
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桂七福さんは、この記事にも記載のように、徳島を拠点として活動されている上方落語家である。企業勤務の経験もお持ちだ。ご本人の自己紹介文を見ると、人権、健康、福祉、子供の教育、生涯学習、ひきこもりなどをテーマに講演されることが多いという。落語のテーマとしては珍しいテーマだ。
その他にも徳島ふるさと落語や阿波伝説的古典落語風落語など、地元に密着したテーマの落語に注力されている。
最近では、「チベット落語」を創作された。チベット問題を落語の型を借りてわかりやすく表現し、広めようとされている。これは決して中国への批判を煽るものではなく、チベットだけのことを訴えているものではないとのことだ。「ここから何かに気づいて、多くのことを知るきっかけにして欲しい」との思いで始めたのだという。すなわち世界中の暴力に向けての落語による訴えだそうだ。
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桂七福さんはとにかくエネルギッシュな方だ。落語で社会を明るくするために各地で積極的に活動されている姿を見ると非常に頼もしく感じる。今は、SNS上でのお付き合いだけであるが、いつか是非お会いしてみたいと思っている。
by 八木経営システム研究所 http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/
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