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2011年1月 7日 (金)

温故知新

大阪販売士協会の「大阪販売士」1月号が発行された。大阪販売士協会は、大阪にあるマーケティングや販売を専門する者の集まりで、私もメンバーの一員である。

その年頭所感で、当協会の理事長で、大阪天神橋3丁目商店街振興組合の理事長である土居 年樹 さんが次のようなことを述べられている。

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私は改めて50年前の大阪(日本)を振り返ってみた。まだスーパーやコンビニが乱立していなかった頃である・・・・お正月を迎えるのに家族のお茶碗・お箸は新しく、下着はマッサラのを着る。これがお正月を迎える日本の伝統作法であった。つまりみんなが節目を大切にしたものである。日本中の暮らしが今ほど豊かでなかった時代だが、人の気持ちはもっと豊かであった。・・・・お正月の三ヶ日はお店は全部休み。おせち料理は我が家の「おふくろの味」で楽しんだものだ。

「コトがあってモノが動く」 これがモノゴトである。こんなメリハリのある社会が失われてしまった感がある。私は流通の変革が「日本の社会の風習を破壊した」と思えてならない。

街は大型企業(企業商人)に独占されてしまい、街の安全・安心を守る零細企業(街商人)は衰退する。・・・・こんな「流通日本」に未来があるとは思えない。・・・・江戸時代、商都大阪を支えた商人は運河を掘り、橋を造り誓文払い(文に誓って商品を払い出す)と称して季節の残り物を奉仕し社会に貢献したものだった。

現代社会を半世紀前の社会に戻したい。こんな社会戻しを目指す街あきんどが一人ぐらいいてもいいだろう。・・・・・「心の豊かな社会は分かち合いの精神」だと思っている。
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土居さんの言われることはもっともな話である。合理主義一色に塗りつぶされつつある現代社会である。人と人との触れ合いがあった昔の良い面を思い出して、それらを戻してみることも必要ではないだろうか。

土居さんの年頭所感の全文は、
「hanbaisi.pdf」をダウンロード をご覧下さい。
(このPDFには、私が以前、本ブログで、花外楼の女将さん・徳永正子氏の講演の内容を紹介した記事も含まれています)

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