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2011年4月

2011年4月27日 (水)

元キャンディーズ・田中好子さん死去

元キャンディーズ・田中好子さんが乳がんのため亡くなった。まだ55歳であるというのに。

1970年代、突如現れたキャンディーズ(ラン、スー、ミキ)は明るい笑顔と優れた歌唱力をもって、当時の若者に希望を与える星であった。

キャンディーズという名前は、「食べてしましたいほど可愛い女の子たち」という意味で名づけられたというが、まさにその通りであった。彼女らよりかなりおじさんである私もしばしば彼女らの明るく可愛い歌声を聴いていて、沈んだ気持ちが晴れ、また頑張ろうという気持ちにさせられたものだ。

「あなたに夢中」「春一番」「年下の男の子」などが思い出される。当時は、ピンクレディーも活躍中で、人気を二分していたようだ。そして1978年頃、人気絶頂の最中、「普通の女の子に戻りたい」という有名なセリフを残しての突然の解散宣言は、たかが歌手のこととはいえ、衝撃的なインパクトを社会に与えた。

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田中さんはその後、女優として「黒い雨などに出演され大成された。
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3月29日に病床で録音したという田中さんの最後のメッセージは、今回の東日本大震災の被害者を気遣いながら「私も一生懸命病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。でも、そのときは必ず天国で被災された方のお役に立ちたいと思います」と語ったという。惜しい方をなくしたものだ。

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2011年4月25日 (月)

被災地の首長さんの話を聴いて感じたこと

東日本大震災の被災地の知事、市長や区長さんがテレビの取材を受けて、話をされるのを見る機会が最近多い。そのお話を聞きしていると、さすがに現場の実情を的確に把握した上で、将来のことに対しても、自らの意見を堂々と述べられているのに感心した。

やはり日常の豊富な行政経験からこのようなことができるのであろう。日常の衣食住、、医療、教育、福祉、等々、あらゆることに対して、ご自分の意見を的確に述べられている。

今回の大震災に直面して感じたのは、政治に限らず全ての職業にあてはまることだが、やはり政治にも経験が必要だということだ。政治・行政の素人では務まらない。

このことに関して思い浮かぶのは、最近の国会議員の質の低下である。我が国においても、戦後の混乱期には保守・革新にかかわらず、行政経験が豊富で、自らの確固として信念を持ち、且つ度量の広い国会議員が多数存在した。しかし今はそのような政治家は少なくなって来ているようだ。人物が小さく、こせこせして党利党略に明け暮れて、仕事をしていない国会議員が多い。

何故だろうか? 
私はこれは、多分に国会議員になる前に、地方の市町村の議員などの経験や企業における職業人などの経験を経ないで国会議員になる芸能人やスポーツ選手、大学教授などの、いわゆる有名人の存在が大きく影響しているように思われる。

今後は誰かの有名政治家の推薦で国会議員となるようなことは断じて廃し、国会議員となる最低限の資格を定めるべきではないか。

今回の大震災への対応にしても、東京という綺麗なオフィスにばかりいないで、党利党略をやめて現場である被災地にもっと目を向ける粉骨砕身的な活動をする国会議員がもっといてもよいように思われるのだが。

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2011年4月17日 (日)

復興に向けて

東日本大震災の直後、与野党が協力して復興に当たろうという雰囲気が若干あったが、その後、お決まりの政争を繰り返し、今は萎んだ形となっている。

このような大震災で、被害地域の人のみならず、国民全体が元気をなくしている時、政治家が党利略にとらわれて争っているのを見るのは憂鬱なことだ。
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自民党は、悲惨な状態を作り出した原子力発電所を積極的に推進して来た当事者であるので、現在起こっている原子力発電所の事故処理に対しても、涼しい顔をして、自分には関係ないと他人事のように静観していることは許されない。与党からの呼びかけがなくても積極的に政権に協力して事態の解決に当たるべきである。

ところで小沢氏はにこにこ動画などに出演して、政権批判をしているようだ。岩手県が深刻な被害に見舞われたのにもかかわらず、現地には積極的に顔をださず、子飼いの一年生議員を集めて不平肥満を煽っている。なぜこのような時にこんなことをするのだ。

民主党がこの間の選挙に惨敗したのは、小沢がいる民主党には投票したくないという有権者が多くを占めていたのではないかと思う。そんなことを鈍感にも理解しないで現政権を批判してばかりしていることは許せない。小沢氏は田中角栄元首相の後継者と言われているが、とんでもないことだ。田中角栄氏は、色々批判されることも多かったが、多くの良い点もあった。明るいご性格で、当時の日本をある意味では牽引した。小沢氏の暗い陰険な、何を考えているのかわからない政治手法は田中角栄氏とは雲泥の差がある。
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とうことで、我が国が一体となって復興に向って進んでいることを世界に示さなければならない、それにはもう一度、暫定的に与野党が歩み寄って協力してほしいものだ。オール与野党、即ち民主党、自民党、公明党、社民党、共産党も含めてだ。ただし小沢グループは要らない。

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ところで、東京電力の会長、社長の記者会見を聴いていると、誠意というものが全く感じられない。涼しい顔をして、まるで自分がたまたまこの大事故に出くわしたために損をしたというように思っているような態度だ。福島の方も当然このようなことはお気づきになっておられることだろう。

今回の事故収束の見通しについても、なぜ自らが率先して発表しなかったのか。政府から言われて仕方がないから取り繕って発表したように感じる。

自らの経営判断によりこのように多くの人の生活や人生を狂わせた当事者として、東電の経営幹部は、自らが後の人生を何とか生きて行ける財産だけを残して、残りの私財を全て投げ打って被害者の補償に充てるような姿勢を示すべきだ。

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2011年4月15日 (金)

造幣局・桜の通り抜け

先日、大阪の春の風物詩となっている造幣局の「通り抜け」に出かけた。今年の通り抜けは4月14日から20日。午前10時~午後5時。東日本大震災の影響で、1951年から続いてきた夜間のライトアップが初めて中断された。

ここに来たのは3度目。128種、352本の桜が植えられているそうだが、今までは漠然と眺めていて記憶に残っていなかったが、今年はゆっくりと鑑賞し目に焼き付けた。

地下鉄天満橋駅から天満橋を渡る。大川沿いの桜はほぼ満開に近い。
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造幣局の南門から入り北門(桜宮橋側)へ向かう
一方通行の回廊は約560m続く。
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うこんの桜と他のピンク色の桜との調和が美しい
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今年の花 「妹背」・・・毎年「花」が変わるそうだ。
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ところで、造幣局の桜は、明治の始め、藤堂藩の蔵屋敷から移植されたもので、品種が多いばかりでなく、他では見られない珍しい里桜が集められている。

明治16年、当時の造幣局長が「大阪市民の皆さんと一緒に花見を楽しもうではないか」との発案で、混雑緩和のために一方通行にして一般に開放されることになったそうだ。

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2011年4月 7日 (木)

地元NPOアンテナショップのブログ開設

昨年より参加している箕面市にあるNPO団体「箕面瀧道アンテナショップ・箕瀧案」のブログを開設した。

箕瀧案には携帯サイトのホームページが既に一昨年より開設されていたが、これを補完するためのPCベースのブログ開設が急務であった。

昨年、これも私が立ち上げた「みのお市民まちなみ会議」のブログと同様に、ホームページ的なブログを作ろうと考え、ニフティのココログの他、アメーバーブログを候補に挙げ、どちらにしようかと思案したが、今回はアメーバブログを使うことにした。

アンテナショップということを考えると、堅実でオーソドックスなニフティよりも、若干華美な感じで、若い層にも利用者が多いアメーバ―ブログの方が適切であると判断したからである。

ネット上で知り合いになった方で、アメーバブログを使われている方からも適切なアドバイスを頂いた。

下記が、そのブログである → http://ameblo.jp/minotakian/


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by 八木経営システム研究所
 
http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/

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2011年4月 1日 (金)

無常・どん底は続かない(瀬戸内寂聴さん)

東北関東大震災の被災者並びに災害救助、福島原子力発電所事故収束のために奮戦されている方々のご苦労といたましい体験を思うと胸が痛みます。

第二次世界大戦で廃墟と化した我が国はその後、奇跡的な復興を遂げて来ました。それから67年の今年、再びこれに匹敵する大災難に遭遇しました。しかしいつまでも悲しんではおられません。

下記は瀬戸内寂聴さんの震災後の言葉ですが、元気づけられます。
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「無常・・・この世は常ならず」・・・この世では同じ状態は続かない。現在のこの世の地獄も、必ずどん底からの反動として、今に立ち上がり、希望の見える世の中に変わる。

それゆえ、私たちはどんな不幸の中でも決して絶望してはならない。暗闇の空に希望の星を見出す力を人間は与えられてこれまで生きてきた。

by 八木経営システム研究所
http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/

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