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2011年8月

2011年8月30日 (火)

福島県・農林水産業者のご苦労を感じる

東日本大震災に遭われた福島県の方と御親戚関係にある方より、桃の詰め合わせを送って頂いた。その中に、佐藤福島県知事の名前で次の様に書かれたチラシが入っていた。

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消費者の皆様へ・・・福島県では次の農林水産物の放射性物質を測定し、暫定規制値を下回っていることを確認し出荷しております。・・・・福島は”安全で”新鮮な農産物をお届けします。皆さん、本県の農林水産業を応援して下さるようお願いします。

原発事故という思いがけない災難に遭われ、苦しんでおられる方々のご苦労を改めて感じ、応援しなければならないと感じた。また、知事をはじめとして地方行政の方々が困難に向き合って、何とかこの難局を切り抜けようと頑張っているお姿が目に浮かんだ。

我が国は、国政レベルの政治家の質が高いとは言い難いが、地方レベルでの政治家がしっかりとやっておられることで成り立っているということを改めて感じた。


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2011年8月22日 (月)

韓国の歴史を知る

先日、図書館の歴史コーナーで書籍を調べていると、世界の教科書シリーズというのがあり、その中に「韓国の中学校歴史教科書」(明石書店)というのがあった。書籍を借りて、読んで見たが、今まで知らなかった事実もわかり、なかなか興味深く感じた。

我々日本人は学校で世界の歴史を学ぶことが少なくなっているという新聞記事を最近見かけたが、世界を知る上で、このような各国の歴史を学ぶことは大切だ。

ところで、学校で世界史を学ぶ場合でも、隣国の韓国の歴史を詳しく学ぶことは少ない。世界史の教科書の大半は、西欧やオリエント及び中国などについての記述である。韓国の歴史についてはせいぜい半ページ程度、記述されているにすぎない。

韓国はなんといっても、中国と並んで我が国に文化が伝承されてきた経路に当たる国である。我が国の歴史を学ぶには、韓国の歴史を学ぶことも必須であると感じているこの頃である。

尚、下記に掲載したのは、中学校教科書であるが、この他に小学校教科書、高校教科書もある。

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2011年8月13日 (土)

東海バネ工業・驚きの手づくり職人集団

先日、カンブリア宮殿で放送されていた番組のビデオを観ていると、バネをつくっている会社で、量産体制から決別し、たとえ1個でも受注に応じるという会社が紹介されていた。大阪・伊丹市にある東海バネ工業だ。
同社のHP  http://www.tokaibane.com/index.html

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同社ではあたりまえのバネは作らない。他社がやりたがらないものを、全て職人の手づくりでつくる。小さなバネから大きなバネまで、多品種微量生産だ。

そんな同社であるから、顧客は3000社以上にも上る。3月11日の東日本大震災の中で、あの東京スカイツリーが無傷でいられたのは、塔の先端部に取り付けられた「制振装置」、そこに同社の巨大なバネが使われているという。同社が誇るバネとしては、他にもマシニングセンターの皿バネ、安全弁用コイルバネなどがあるが、シェアNo.1のものが多い。
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同社が現在のような会社に生まれ変わったのは、同社社長渡辺氏が、業界の視察で訪れたドイツやフランスの職人たちの態度に大きな感銘を受けたからだ。「価格が合わなければ仕事をしない」「大変で誰もやりたがらない仕事だから給料が高いんだ」と胸を張る彼等を見て目を覚まされた。

帰国後、量産設備を思い切って破棄、効率主義を排し、品質にこだわり、絶対に値下げはしないという、今日の同社の姿を作り上げた。そして同社の給料は同じ規模の小さな企業に比べると遥かに高い。従業員重視のこのような姿勢は若者も惹きつけ、希望者が殺到しているそうだ。

同社のような僅か80名の小さな町工場が沢山存在する限り、我が国のものづくりは安泰だ。

by 八木経営システム研究所
http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/

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2011年8月 9日 (火)

執筆しながら感じたこと(空海に学ぶ)

今、来年早々の書籍出版に向けて仲間と一緒に執筆中である。ビジネス書で企業経営に関するものである。ビジネス書といっても面白おかしく書かねばならない。今年4月から書籍の構想を練ることから始め、各人分担して現在執筆中だ。

執筆しながら感じることは、どの章であろうと、書き始めのところが一番むつかしく、時間を要する。ここを少々我慢して書き出し、細部にこだわらず大雑把に書くことを念頭において最後まで書いてみると、最初ほど困難さを感じない。また書くことによって、書いた文章を視覚に入れながら書くことによって、調子の良い時には、適当な文章やアイデアが自然と思い浮かんでくることがある。

そのようにして、記事の全体像が出来上がるので、今度は細部に戻って推敲することになる。この時は、読者が読みやすく、理解しやすいように、言い回しや、時には内容を変更する必要が出てくるかも知れないが、最初の書き始めのところに比べると楽しく執筆することができる。

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先日、高野山へ行った。中学校の遠足以来のことだ。そこで空海の言葉を集めた書籍があったので買い求めた。その中に、次のような空海の言葉があった。

「文章は興に乗じて便(たちま)ち作れ。興なくんば睡(ねむ)るに任せよ。睡れば大いに神(しん)をやしなう。」「文鏡秘府論」

(文章は興が乗っているいるときに即座に書け。ノリが悪い時は寝てしまえ。寝ればいいアイデアが生まれる)

空海は生涯、多くの著作を遺した名文家だ。そのような空海でも文章を書くのに調子の良い時と悪い時があるのだ、と感じた。

by 八木経営システム研究所
http://homepage3.nifty.com/yagikeieioffice/

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2011年8月 4日 (木)

テレビを見ない生活の良さを実感

我が家のテレビが昨日の午後から急に映らなくなった。本日、電気屋さんに診てもらうと、アンテナのブースター及びアンテナ自身に不具合があることが判明した。

ということで、アンテナ系統を取り換えることを考えたが、今後のことを考えると、ネットで光回線を使っているので、光回線を使ってテレビを観ることに変更した。ところがNTTの工事は約1ヶ月待たないとできないという。ということで、約1か月間テレビなしの生活が続く。その間はラジオだ。

先日よりテレビなしで過ごしているが、テレビのない生活というのも良いものだとわかった。

何しろ時間的な面では、自由時間が増えたように感じる。テレビがあるとどうしても意志薄弱な私としてはテレビに引きずられる。テレビには良い番組もあるが、反面つまらない番組も圧倒的に多い。お笑い番組や芸能人オンパレードの番組などである。これらは見なくて済むなら、それに越したことはないが、どうしても観る誘惑に駆られて無駄な時間を費やしてしまう。

ニュースなどもそうである。毎日同じニュースが繰り返し報道されるので、何回も同じニュースを見ることになり、時間のムダになったり、マスコミの論調に引きずられ、自分自身で考えるという習慣が少なくなったりする。

ということで、テレビがない生活が続くが、これを機会にテレビを観る時間を少なくし、読書時間を増やしたり、自分で考えたりする時間を増やすよう習慣づけたいと考えている。

近代技術文明の所産であるテレビという利器も、使い方によっては、人間を退化させるということを忘れてはならない。良い番組がないのに、24時間テレビを無理やり放映し続けるという放送局もおかしなものだ。それこそ電力のムダ使いだ。

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2011年8月 3日 (水)

舞鶴・終戦後の引揚・岸壁の母

7月某日、町内会主催で小浜、舞鶴方面への日帰りバスツアーがあった。

大飯原発を視察後、小浜、舞鶴方面へ向かう。同乗のバスガイドさんの博識に満ちたガイドに感心。この方面の歴史について多くのことを学ばせてもらった。

小浜では、オバマまんじゅう、浅井三姉妹三色まんじゅうなどのお土産品に地方色を感じる。

舞鶴では、舞鶴引揚記念館を見学。子供の頃、粗末なラジオから流れてくる引揚者報道を聞いたことを思い出し、過ぎ去ったはるか昔に思いを馳せた。岸壁の母「端野いせ」さんの展示パネルの前では長らく立ちとどまった。

無益な戦争を二度と起こさないように、このような悲惨な歴史を風化させないために、このような記念館の存在は大きい。


舞鶴引揚記念館

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歌にもある「岸壁の母」、端野いせさんのコーナー
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オバマまんじゅう
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浅井三姉妹三色まんじゅう

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