箕面富:箕面市・瀧安寺の伝統行事が復活
先日、10月10日(祝)、箕面山・瀧安寺「観音堂」で、古来より、身体健勝・商売繁盛に強いご利益があると知られた「箕面富」が、多数の参加者を得て行われた。
この富くじとは、江戸時代に流行った一種の宝くじである。興行主が番号入りの富札を発売し、別に用意した同じ番号の木札を箱に入れ、期日に箱の小穴から錐(きり)で木札を突いて当たりを決め、「福」を授ける。主に寺社が修復費募集の場合に、幕府から許可されて興行主となった。
箕面山・瀧安寺は、この富くじ発祥のお寺で、昨年の秋、古式に則り復活したものである。このような伝統ある儀式が復活したことは、誠に箕面市の活性化にとって、大変喜ばしいことである。
瀧安寺・観音堂
筑前琵琶「箕面富」の奉納
富くじの当たりを決めているところ
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