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2011年11月26日 (土)

ブータン国王夫妻とグローバリズム

ブータン国王夫妻は爽やかな微風を我が国に残して帰国された。世界の中で、GNPでなく、国民総幸福量(GNH)という指標を掲げ、貧しいながらも、国民の幸福を第一に考えている国の国王だけあって、その振る舞いは実に謙虚さと優しさに溢れていた。

グローバリズムに翻弄されず、崇高な理想を掲げ孤高な地位を占めるブータンは、グローバリズムの潮流の中で、異色な存在である。

一方、この期間、我が国はTPP(環太平洋経済協定)というまさにグローバリズムの権化とも思われる協定への参加の是非を巡って慌ただしい毎日であった。

TPPという、アメリカ主導とも言える経済協定への参加は、アメリカの言いなりにならないように、我が国民の幸せを考えて、慎重にやって欲しいものだ。オバマ大統領の選挙のために手を貸すというような愚かな妥協は断じて許されない。

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