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2011年12月 5日 (月)

東福寺の紅葉

東福寺というお寺が京都にあるということは知っていたが訪れたことがなかった。家内が紅葉を見るには、この東福寺がいいと言うので、調べて見ると、紅葉の季節に京都で最も人出が多いお寺だという。

五木寛之さんの「百寺巡礼」によると、東福寺の名前の由来は、鎌倉時代、時の摂政関白・藤原(九條)道家が、奈良の東大寺と興福寺というふたつの大きな寺にあやかって、その名前からそれぞれ「東」と「福」の二文字を取って名づけたのだという。

創建当初から、奈良の巨刹にも劣らないほど大きい寺であり、今も京都最大の寺といえば東福寺ということだ。

11月末、早速、行ってみた。凄い人出だ。本堂と開山堂を結んで架かる橋は、「通天橋」と呼ばれているが、ここから眺める渓谷・洗玉澗(せんぎょくかん)の紅葉は絶景であった。
黄金色に染まる珍しい三ツ葉楓は、当寺を開山した聖一国師が宋から伝えた唐楓といわれている。

「通天橋」からの眺め


Photo

本堂(仏殿)
Img_9840

開山堂
Img_9845

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