« 2011年12月 | トップページ | 2012年2月 »

2012年1月

2012年1月28日 (土)

これからは女性が力を発揮すべき時代だ

先日、朝日賞を受賞した社会学者・上野千鶴子氏は、受賞後のスピーチで次の様に述べている。

「日本では、女性の力はいかされていません。震災後の復興構想会議では、15人の委員の内女性は一人でした。非常にショックを受けました。震災からの復興も、日本の未来も女性の力なしでは、できないことはご存知のことだと思います。

201201236270191n 女性の声が政治に届いていれば、もしかしたら原発を造らずにすんだかもしれないと痛恨の思いです。女性の力をきちんといかす社会になることを願って、期待とともに与えれれた賞だと思っています」

まさにその通りだと私は思う。政争に明け暮れた与野党の攻防。遅々として進まない日本の将来を決める議論。これらは、男性だけの視点からは充分な良き結論が見出せなくなっていることや、男性の強い権力欲、名誉欲、度量の狭隘さなどが災いして、お互いに妥協点に達することがむつかしくなっていること、などが原因であると思われる。

それゆえ、平和の問題や原子力問題、また今後の大切な課題である子育て、介護問題などに関して、生活者として男性よりも優れた感性をもっている女性の視点を活用しないことは大きな損失だ。

つい最近、滋賀県・大津市に越直美さんという史上最年少の女性市長が誕生した。現職の市長を敗っての当選である。敗れた前市長は、「越さんというより、嘉田知事の知名度を生かすムードづくりに負けた」と敗戦の弁を苦しまぎれに述べているが、そういうこともあったかもしれないが、選挙民の心をしっかりと掴み、越さんが実力で勝ち取った若さの勝利であろう。民主党や社民党、対話の会の推薦があったけれども。

今回の選挙で、無名の候補者が当選したことは喜ばしいことだ。嘉田知事の助言で、まずは昨年4月の県議選で、対話の会の候補者の陣営に加わり選挙体験をし、政治の現場を体験したという。この点は、いわゆる俄か仕立ての「何とかチルドレン」といわれる有名タレント国会議員とは大きな違いだ。

今回の選挙では、女性の視点から、若い母親の子育て支援、就労支援、また彼女が中学生の頃、祖母が倒れ、家族が介護に追われ、母が仕事を辞めざるを得なかった体験から高齢者の在宅介護支援も訴えた。

今後も、政治、社会、・文化などの分野で女性がもっと進出することにより、この荒んだ世の中を明るくして欲しいものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2012年1月24日 (火)

ゆるキャラグランプリで箕面市のゆるキャラが第9位に!

箕面市のゆるキャラ「滝の道ゆずる」が「ゆるキャラグランプリ2011」で9位に輝きました。おくればせながらのお知らせです。このグランプリは、昨年9月より11月26日まで行われ、新聞や雑誌で取り上げられ話題を提供しました。

投票の結果、全国349キャラの内、第9位。近畿及び大阪府内では、第1位と健闘しました。昨年は170キャラ中、14位でした。関係者として大変嬉しく感じます。

ちなみに今年の第1位は熊本県の「くまもん」でした。

写真は、「滝の道ゆずる」の写真です。

西川ヘレンさんとの写真及び私がメンバーとなっている箕瀧案での写真です。

20120124

Img_0001  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月21日 (土)

冬の箕面山を歩く

先週の1月15日の日曜日は、久しぶりの山登りハイキング。観光ボランティアガイドの一員として箕面の山を歩いた。静寂に満ちた、落ち葉が敷きしめられた冬の山道を、さくさくと音を響かせながら歩くのもいいものだ。

ルートは、箕面駅~地獄谷~政の茶屋~研究4号路~古参道~皿池公園~箕面駅までの約18km。自宅からの歩行を含むと約20kmで、よく歩いた。正月からの運動不足が解消されたような気がした。

ガイドを除き、参加者は約95名で、その多くは中高年の方。中には若い山ガールの方も少し。いつものことだが、男女の割合は約3対7位で女性が多い。女性が元気な最近の傾向はここでも見られる。

写真は、勝尾寺古参道を下る一行。

 (記:八木芳昭)
Img_9996

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月10日 (火)

地元の神社へ参拝に

最近のお正月は、遠くへ出かけるよりは、地元の阿比太神社に御参りすることが多くなっています。今年も元旦に孫娘を連れて御参りに行きました。お昼過ぎでしたが、参拝客の長い列が続いていました。

参拝後、新しい破魔矢を買い求めました。また、子供用おみくじというものがあったので、孫娘に買ってあげました。新しい年の初めに御参りすることは大変清々しいものです。

阿比太神社は、延長5年(西暦927年)に編纂された延喜式神名帳に名を載せる式内社であり、御祭神に素盞鳴尊(すさのうのみこと)お祀りしています。古くは牧之荘の大宮と称し、また仏教では素盞鳴尊を牛頭天皇(ごずてんのう)と同一であると説いたので神仏習合の時代におこった牛頭天皇の呼称も当神社の社名として存していました。

Img_0007 Img_0008

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月 7日 (土)

銀行のイメージを覆す銀行・大垣共立銀行

カンブリア宮殿を観ていて、今までの銀行とはイメージが異なる銀行が岐阜県・大垣市にあることを知った。大垣共立銀行だ。

地方銀行ながら、昨年1月に発表された「日経金融機関ランキング2010」の顧客満足度調査では、ネット銀行を除くと首位に輝いたという。これを反映して個人ローンと預かり資産の残高でも第1位となっている。

このような銀行に育て上げたのが現頭取の土屋氏だ。同氏は、銀行はサービス業だといって憚らない。入社式では「私たちはサービス業です。金融業だと考えている人は、今すぐに辞めてもらって構わない」と言い放つ。

土屋氏が銀行の改革に目覚めたのは、料金支払いなどの業務で、コンビニに客を奪われる光景を目の当たりにしたからだ。大垣銀行と隣接したコンビニに、料金支払いをする人は流れていく。料金支払いなどはコンビニでする方が早く済むからだ。

サービスを良くするために実施したものとして、年中無休ATMを金融界で初めて設置、ポイントサービス開始、ドライブスルーATM設置、コンビニをモデルとした支店オープンなどがある。

このようなサービスを生み出すもとになっているのが人材教育だ。そのため異業種での研修に力を注いでいる。ホテルへ派遣して接客業務を学ばせたり、コンビニの店長として働かせ、企業の経営の仕組みや苦しみを理解させたりして、研修後は顧客の目線で銀行業務を行えるよう指導している。

顧客の目線で接するために、銀行での接客は、顧客より椅子の高さを低くしたり、接客場所を例えば相手が主婦ならば、キッチン付のリビングのような場所にしたり、など工夫しているところも興味深い。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月 3日 (火)

地域ボランティア活動に関し取材を受け、箕面市の広報誌に掲載されました

昨年末、地元、箕面市役所の文化・市民活動促進課から地域ボランティア活動に関して取材を受けましたが、その時の記事が、箕面市の広報誌「もみじだより」1月号に掲載されました。

昨年より、仕事の傍ら、景観保全に取り組む「みのお市民まちなみ会議」や箕面の名産品、箕面特産のゆず関連商品を紹介し箕面の活性化に取り組む「箕面瀧道アンテナショップ・箕瀧案」、「観光ボランティアガイド」などの活動を始めました。


今回の記事は、これから地域のボランティア活動を始めたいと考えている人達への地域ボランティア活動参加勧誘キャンペーンの一環として掲載されました。

Img_0002 Img Img_0001

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年12月 | トップページ | 2012年2月 »