寿司職人を養成する学校
東京に寿司職人を養成する学校があるという。その名は「東京すしアカデミー」(2002年設立)。ここで学ぶのは、主として海外へ寿司職人として夢を求めて行こうとしている若者だ。 今まで、世界50か国へ、ほぼ400人の若い寿司職人が新天地を求めて巣立った。
「カンブリア宮殿」を観ていると、スエーデンに開店した寿司屋のスエーデン人のオーナーが、日本人の寿司職人を求めてこの学校を訪問し、求人のためのプレゼンテーションをしている様子が映し出されていた。スエーデン人は日本食が好きだが本物の日本食を食べたことがないのだと。そのために、日本人の職人が欲しいと。当地における給料は大学卒なみ、住居は店が負担だと。
また、プロのミュージシャンへの道を、道半ばで諦め、この学校を卒業し、ドイツへ寿司職人として赴く若者が映し出されていた。最後のバンド演奏を終え、お別れ会で皆からの励ましを受け、旅立って行く様子が映し出されていた。人様々な人生だ。日本人としての誇りをもって、当地で成功して欲しいと思った。
| 固定リンク
「1.経営」カテゴリの記事
- 働かせ?法案:高度プロフェショナル制度(2018.06.29)
- 不誠実な政権(2018.05.24)
- “世界で一番貧しい大統領” ホセ・ムヒカ さん →この方と比べると日本の現状は淋しい限りです!(2018.03.03)
- マザーハウス・なんばパークス店訪問(2018.01.25)
- 明石順平著「アベノミクスによろしく」...(2017.12.20)
コメント