地元の天狗祭に感激!
先日、10月15日、16日、箕面市にある聖天宮西江寺の秋祭りが行われました。この祭りは「天狗の祭」として知られ、天狗の面を被った人が子供を叩いて回ります。当寺の天狗祭は、役行者に由来するものと云われており、邪気祓いをして、「無病息災」「子孫繁栄」を願う祭りです。
私は、地元にいながら、この祭を見るのは初めてでした。大勢の人が参加し、身動き一つできないほどで、若い人、特にお子さん連れの若いお父さんやお母さんが多いのが目につきました。このような日本古来の伝統ある祭に若い方が参加していることに喜びを感じました。いつまでも続いて欲しいお祭りです。
祭りは、地元の青年会の祭礼委員会と消防団員有志によって行われ、宵宮と本宮の夜は境内に響く太鼓の音と掛け声に合わせ天狗と神楽(獅子舞)が踊ります。「やらまい!!」の掛け声は「やれ舞え、それ舞え!」が起源です。
天狗や神楽が子供を追いかけて叩くのは邪気祓い・悪魔祓いの意味があり、天狗に叩かれると元気で賢い子に育つ、女性はお尻を叩かれると子宝に恵まれるといわれています。
16日の朝から昼は、神楽と天狗が地元の家々を回り、お祓いを行いました。
下記は祭の様子の写真です。ご覧下さい。
(記:八木芳昭)
逃げ回る子供たちを叩く天狗
神楽と天狗が家々を回り、お祓い
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