« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »

2012年12月

2012年12月30日 (日)

美輪明宏さんが原発について自民党に苦言

電力会社の会社経営や経済のことよりも、まず考えなければならないことは、人命の確保と安全である。国民の多くはこのように思っていると思う。
======================

28日午後のテレビ番組に出演した茂木経済産業大臣に対し、長崎に投下された原爆で被爆した歌手の美輪明宏さんは

「原発は自民党が造ったんでしょ。それをみんな民主党のせいにして、自民党は国民に謝りもしない。あなたたち恥ずかしくないの。まず自分たちの責任をとりなさいよ」と言い、

更に、「神様が自民党に政権を戻したのは、原発の後始末を自分でしなさいということよ」と述べ、使用済み核燃料の最終処分場も決まらないのに、再稼働に向け突き進む自民党の姿勢を批判した。

下記は、その時の放映の記録です。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=BLtGNM4q96Q#t=668s

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月29日 (土)

姜尚中さんの話を聴いて-グローバル化にどう対応するか-

先日、姜尚中(かんさんじゅん)さんの講演を聴く機会があった。箕面市国際交流協会創立20周年記念のイベントに、姜さんがゲストとして招かれ箕面市に来られたからだ。そして「越境する力-多文化主義の未来-」というタイトルで話をされた。
Img
姜さんについては、テレビや同氏の著作で存じ上げているが、大変謙虚な方である。静かで、論理的で説得力ある話しぶりが、私は好きだ。

さて、講演では多くのことを話されたが、世界がグローバル化しつつある中で、どう対応していいかを考える上で、ヒントとなるような点について、次のようなことも話された。我が国では西欧に比べて移民が少なく、外国人の力を借りるといった発想に乏しいが、考えさせられる。
===================
箕面には、留学生を始めとして外国人が多い。これらの外国人を活用することが大切だ。箕面ファン、日本ファンを増やすことが大切だ。そのためには彼らの在日中、日本に興味を持ってもらい、帰国後も日本をPRしてもらわなければならない。これは長いスパンで考えなければならない。民間主導でこれらのことをやることが大切だ。行政だけでは無理がある。

少子高齢化が進む中、地域の活性化を図る上で、外国人の力を借りることは不可欠だ。ひとつの民族だけで世界でやっていくのは限界がある。

アメリカやイギリス、フランスは移民が多いので、移民族による相乗効果が出ている。日本は古来より、渡来人から様々なことを学び、最近でも明治維新後、外国から文化や技術を学び、それらを自分なりに消化して成長して来た国であるが、現在は外国人が入ってくることに壁を作っている様に見える。

グローバル化の時代こそ外国人の力を借りなければならない。壁を作ってはいけない。
フランスでは、サルコジはハンガリー移民、イブモンタンだってユダヤ系の人物であったが、大変活躍した。
====================
注:姜さんは現在、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授で、専攻は政治学、政治思想史。


 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月24日 (月)

箕面市の市民ツリーが点灯!

箕面市の「市民ツリー」は、寒い冬に温かい心を持ってもらおうということから、平成8年に始まり、箕面市民並びに箕面への来客にとって、楽しみの一つとなっている冬の風物詩です。

今年で第17回を迎える
「みのお市民ツリー・点灯カウントダウンイベント」の式典は、箕面商工会議所青年部が中心となり、昨年に引き続きヴィソラ箕面マーケットパーク内のエルステージで行われました。

我が
「アンテナショップ・箕瀧案」も出店し、ゆずコロッケや柚子ジュースなどの柚子商品を販売させて頂きました。今回出店したのは3店で、お隣のブースでは石窯ピザの移動販売で名が知られている「HACIENDA」さんも、石窯を積んだ車で参加されました。

==========================
倉田箕面市長からのお祝いの言葉で始まったイベントは、ゲスト出演者によるダンスと音楽で盛り上がりました。

子供たちのダンスグループ
「チェリーエンジェル」によるダンス、聖母被昇天学園の女子生徒による「ハンドベル演奏」、箕面市青少年吹奏楽団による特別演奏などが、クリスマスツリーで照らされた舞台で繰り広げられ、観客を楽しませてくれました。

全国ゆるキャラコンテストで第10位、近畿地区で1位に輝いた
「たきのみち”ゆずる”」も参加し子供たちの人気を集めていました。

ゲスト出演者による演技終了後、カウントダウンが始まり、午後6時に、萱野中央グリーントンネル入口上に、高さ50m、3000個の電燈からなる市民ツリー・愛の灯が灯されました。このツリーは12月23日~25日の間、午後6時~12まで点灯されます。

(八木芳昭・太嶋清恵)

「箕面滝道アンテナショップ・箕瀧案」のブログより

Img_2197_2

Img_2178

Img_2172

Img_2177

Img_2191














| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月16日 (日)

日本への観光客誘致に貢献する外国人運営のサイト

最近の日中間の対立で、中国人観光客が激減しているが、これは逆に言えば、今後中国以外の国々からの観光客誘致に、重点をシフトしていくチャンスとも言える。

このような中、海外から我が国へのの観光客誘致に大変ご尽力頂いている外国人運営のサイトがある。サイトの名は、『japan-guide.com』。

サイト運営者は、群馬県在住のスイス人、ステファン・シャウエッカーさん(37歳)。20年前に趣味で始めた日本紹介サイトが評判となり、今、日本人の奥さんと二人の外国人と共にサイトを運営されている日本を愛する外国人だ。

ステファン・シャウエッカーさんのサイトの特徴は、外国人目線で日本の魅力を発信するということだ。日本人にとっては平凡で、当たり前なことでも、外国人にとっては大変魅力のある場所が多い。そのような観光スポットを、豊富な現地取材を基に発信している。

例えば、和歌山県の高野山。フランス人やイギリス人などからの西欧人にとっては、寺の宿坊、畳に布団、精進料理、早朝からのお勤めや写経など、自ら経験したことのない質素で素朴な日本文化は、彼らにとって魅力的らしい。

また、それほど豊かな自然に恵まれていないイスラム諸国の人々にとっては、自らの国にない日本の緑豊かな自然や温泉、四季の変化などは、とても魅力的なのだという。ただ、イスラム諸国の人たちには、イスラム教徒特有の食事や一日6回の礼拝をする場所の準備、などへの配慮が必要だということだ。

ステファン・シャウエッカーさんのような日本のために尽力されている方に敬意を表したい。

『japan-guide.com』のサイトはココ。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »