« 東大寺二月堂のお水取り | トップページ | カンヒザクラ »

2013年3月17日 (日)

サムエル・ウルマンの詩「青春」

新聞を読んでいて、サムエル・ウルマンというアメリカの詩人が作った「青春」という詩があることを知った。

詩の最初の出だしの一節は、

「青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ」 とある。
======================
この詩は、マッカーサー元帥が座右の銘とし、松下幸之助氏も好きだったという。また、ロバート・ケネディーがエドワード・ケネディーへの弔辞にこの詩の一節を引用したことでも有名だという。原文は勿論英文であるが、漢詩調の訳文は素晴らしい。

私はこんな素晴らしい詩があることを今まで知らなかった。青春とは縁のない私であるが、詩を読んでいると、青春とは気持ちの持ち方次第だということが改めて実感され、元気を頂いた。今後、この詩の言葉を忘れないでいたい。
... =======================
詩の全文は次の通り:

『青春』サミエル・ウルマン

青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や、狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年
月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。
年は七十であろうと、十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる
事物や思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く
求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。
  人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる。
  人は自信と共に若く 失望と共に老ゆる。
  希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる。
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして
偉力の霊感を受ける限り人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、
皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば、この時にこそ
人は全くに老いて神の憐れみを乞うる他はなくなる。

(注)・怯懦(キヨウダ):おくびょうで気の弱いこと ・孤疑(コギ):疑ってためらうこと  ・芥に(カイに)ごみ  ・星辰(セイシン)星のこと、辰は天体のこと ・欽仰(キンギョウ)つつしみあおぐ  ・剛毅(ゴウキ)意志が強固で不屈なこと

|

« 東大寺二月堂のお水取り | トップページ | カンヒザクラ »

2.日記・随想・歴史紀行・音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209617/56977654

この記事へのトラックバック一覧です: サムエル・ウルマンの詩「青春」:

« 東大寺二月堂のお水取り | トップページ | カンヒザクラ »