万葉散歩・佐保川沿いに歩く
その後、佐保川の土手沿いに、まだ散らないで残っている桜を鑑賞しながら、所々に建てられている万葉歌碑を見て、万葉の時代に思いを馳せました。この佐保川付近の奈良市北郊は、万葉の時代、貴族顕官の住宅地であり、万葉集の編纂者・大伴家持の邸宅もあったそうです。大伴家持は叔母の大伴坂上郎女や坂上大嬢...、笠郎女など多くの女性と贈答歌を交わしましたが、これらの歌碑がこの土手沿いに建てられています。
この佐保川沿いには小学校があり、校庭の前には万葉歌碑散策マップがありました。また数日前に桜祭があったらしく、子供たちが作った歌や絵入りの提灯が桜の枝に結結び付けられていました。このような歴史に恵まれた環境で過ごす子供たちは幸せだと思いました。
このあと狭岡神社、不退寺、法華寺を経て、ゴールの平城宮跡に到着。最後に近鉄大和西
大寺まで歩き、駅近くの居酒屋でお酒を飲み、旅の疲れを癒しました。
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