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2013年5月

2013年5月30日 (木)

箕面で『滝前式』が開催されます!

箕面の大滝の前で、61日(土曜日)午前11時~1130分、『滝前式』という名の“箕面の大滝を舞台とした珍しい結婚式”が行われます。この結婚式を企画し主催するのは、箕面の山を美化する活動を行っているボランティア団体「箕面の山パトロール隊。我々箕面滝道アンテナショップ・箕瀧案も協力させて頂きます。(雨天時は箕面公園昆虫館内の放蝶園で行われます)⇒写真『箕面で滝前式 竜太となおみ』を参照下さい。

今回結婚されるお二人は、箕面の山パトロール隊」に所属する村上竜太さんとなおみさん。お二人は箕面の山の清掃イベントで出会い、隊の活動の中で愛を育み、この度、めでたくご結婚に至ったそうです。

当日は、箕面の山パトロール隊のメンバーの他、箕面大滝を訪れる観光客にも呼びかけ参列をしてもらう予定で、箕面の「ゆるきゃら」『たきのみちゆずる』も新婦のエスコート役という大役を務めます。式には、プロのアコーディオン奏者やオペラ歌手の方の出演も予定されています。

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また、箕面の山パトロール隊では、村上さん夫妻にあやかり、自然の中でいい出会いをしてもらいたいと7日の七夕の日に「縁結びハイキング」を企画しています。

箕面には、夫婦和合の神様、歓喜天が現れたとされている西光寺などの縁結びパワースポットやデートにピッタリなカフェが数多くあり、縁結びハイキングでは、それらを巡る予定だそうです。

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2013年5月28日 (火)

「イオン」一色に思う

ここ数年の間に、大阪箕面市近辺で見かけるスーパーマーケットの経営者の交代。

「KOHYO鮮度館」や「大丸ピーコック」などの経営が「イオン」に代わり、更にその前には、フランスから箕面萱野パークに希望を込めてやって来たカルフールが、箕面の消費者の支持を失い撤退、その後にイオンが入った。

ということで、箕面市近辺はイオン一色になりつつある。 喜ぶべきか悲しむべきか? 

個性的な品揃えをする店が少なくなり、画一化した商品を店頭に並べる大きな店が増えるということは、ある面では淋しいことである。大げさに言えば、街の雰囲気も単調色になり、癒しを感じる空間が減ることにも通じる。小さな店と大きな店が仲良く共存していることが街の活性化に繫がると思うのである。

しかし一方では、これは我々消費者が選んだ結果でもあるのだと思うと何とも言えない気持ちになる。消費者が、便利性や廉価性を求めるが故に、比較的小さな店が経営努力をしているにもかかわらず、その経営努力が資本力不足のためもあり、消費者の欲求に追いつかない、といったことも考えられるのではないか。

消費者には、特に廉価性に目を向けるだけでなく、小さな優良店を守ってあげるという度量が求められるのではないかと思うこの頃である。

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お好み焼専門店『千房』さん・非行少年や元受刑者も積極的に採用

<お好み焼専門店『千房』さんのこと>

先日、お好み焼専門店『千房』代表取締役・中井政嗣さんの講演を、大阪販売士会創立35周年記念式典で聴かせて頂きました。

『千房』は昭和48年に大阪千日前で1号店を開店、その後成長を続け
、現在国内62店、海外ではハワイなどに店を構えておられます。最近TVなどで放映されたので同社のことをご存じの方が多いと思います。代表者の中井さんは、中学校を卒業後苦労して40歳で高校を卒業されたご経験、非行少年や元受刑者の若者も積極的に採用し社会復帰させて来たというご経験などを基に、独自の教育観をお持ちで、社会教育家としても知られています。

講演で印象に残った点を幾つか挙げますと、
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・不登校の若者などを含め、従業員5名でス...タートしたが、小さな企業のため人材が集まらなかった。それならば自分で育てようと決意。「人を比べず、焦らず、など」を念頭に『共育』で若者を育てることを心がけて来た。

笑いは大切であり職場を明るくすることを信じ、自ら率先して笑いを採り入れた。⇒ 明るい店長の下では店員はやめない(暗い店長の下では店員は直ぐやめる)。

・大きな声は大きな自信に繫がる⇒企業に大切なのは元気・礼儀であると中井さんは力説され、例として奈良県立王子工業高校の事例を挙げられた。この高校では「挨拶」を徹底的に教育することにより、昨今の就職難の時代に就職率100%を10年間達成している高校として有名。かつてこの学校は、落ちこぼれの荒れた学校であったそうです。

・給料袋は現金で且つ、必ず社長である中井さんのメッセージを添えて手渡している。
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中井さんには幾つかの著書があります。添付した写真は『社員を幸せにしたい「社長の教科書」』です。当日中井さんにサインを頂きました。本書では、社員を大切にする同社の社風がよく描かれています。
昨年出版した拙著『伸びる会社はここが違う~元気企業に学ぶ7ヶ条~』で述べさせて頂いた、社員を大切にして、小さくても社会に貢献している会社の好例だと感じました。

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2013年5月18日 (土)

京都・葵祭の風景

<京都・葵祭の風景>

京都三大祭の一つ「葵祭」へ行って来ました。葵祭の中で最も知られていて華やかな行列「路頭の儀」を観るためです(5月15日)。
葵祭は、世界遺産である下鴨神社と

上賀茂神社の例祭で、今から1400年前欽明天皇の頃、長く続く凶作を鎮めるための祭りとして始まり、その後盛衰を経て、元禄7年に再興されたそうです。行例に参加する人、御所車、牛馬など、全てが葵の葉で飾られることからこの祭りの名があるそうです。
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この行列が京都御所を10時半に出発するというので、少し早めに行っていい場所を確保しようと10時頃に現地に着きましたが、もう既に沢山の人波。あとでわかりましたが約2万人の人出であったとのことで...す。良い場所を探してひと息つき、場内放送で祭の解説を聴いていると間もなく行列が始まりました。

なにぶん始めての葵祭でしたので、写真撮影に追われました。我々の近くに外国人の観光客グループがいて、熱心に写真やビデオを撮影していました。葵祭のような文化があるからこそ外国の方が沢山、我が国に来てくれるのだとつくづく思いました。

ところで、行列は平安装束を着た約500人が新緑の都大路を練り歩きます。行列は1kmにもなり、下鴨神社を経て、上賀茂神社へ向います。行列の最後を飾る牛車が、紫の藤の花房を垂れ下げ、車輪を軋ませながら進む姿はことのほか優雅に感じられました。今回私たちは他に用事があったので、この行列を観ただけですが、来年以降、他の儀式も観たいと思います。当日の様子は下記の写真の通りです。最初の写真だけは当日の新聞の夕刊に載れたものを利用させて頂きました。
 
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最近の政治家による非常識な発言、我が国の信頼低下

 

<Summary in English>

The latest remarks and attitude which are lack of dignity or deviated largely from common sense by some of Japanese politicians undermine the trust that postwar Japan has built in the international community. I feel very sad for this present situation. Such remarks nclude the discussions concerning the view of Japanese history of imperial aggression and the system of comfort women during the second world war.
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最近、我が国の一部の政治家が品性を欠いた、あるいは常識の範囲を大きく逸脱した発言や行動をすることにより、国際社会における我が国の信頼を失いかねない事態になっていることは非常に遺憾である。外国からの非難に対して、先方が間違ったことを言っているならば正々堂々と反論すべきであろうが、そのような反論の余地はなさそうである。
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たとえば、ある政治家は、村山談話、河野談話を否定するかのような言動を繰り返し、驚くべきことに『侵略』の定義が学術的に明確になっていないので、侵略したという様な表現は使いたくないとも発言。また別の政治家は、『慰安婦制度』は戦時中必要であったとし、我が国が韓国女性にこれを強いた事実はないと発言している。

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『侵略』という言葉は、学者に頼んで定義してもらう必要がある様なものだろうか? 侵略というのは定義するまでもなく、事実そのものであり、侵略は侵略なのである。

 

例えば、日中戦争においては、昭和の初期、台頭して来た軍部が統帥権という名の下に独走し、中国を侵略したのであり、また韓国に対しては、同じく軍部が満州防衛という名の下に韓国を侵略し、日韓併合を行い、挙句の果てに創氏改名という様な朝鮮の方々の文化を踏みにじる暴挙までも行った。更に遙か昔、豊臣秀吉による朝鮮の侵略という事実もある。

一方、我が国も侵略された歴史がある。鎌倉時代、元のフビライによる侵略を受けたが、これは神風?という神のご加護?があり救われたと言われている。また第二次世界大戦の末期、当時のソ連のスターリン政権下、日露不可侵条約を破ったソ連に我が国は侵略され北方領土を失った。

 

このように侵略というのは、客観的な事実であると思うのである。

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『慰安婦』発言は、女性の尊厳と人権に対する冒涜であり、幾ら弁明しても許されないことである。公的な地位にある者がこのような発言をすることは、行政の首長としての不適格性を意味することではないかと思う。
自ら好んで慰安婦になりたいという人はいない。経済的な或いは他の何らかの不幸な境遇の下、そうしたことをやらざるを得ない状態に追い込まれた人たちがいたということである。それを当時の政府関係者が間接的に後押ししたというのが事実であろう。
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我々人間は、本音と建て前というものを持っているが、これらの政治家が非常識な発言を時々するということは、これらの政治家が本来本音として、その人の内部に、そのような思想を持っていたとしか言いようがなく、このような政治家に国政や府政を任すことに不安を感じるこの頃である。

 

 

 

 

  


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2013年5月12日 (日)

アジアのことをもっと知ろう!・スリランカ、シーギリヤ

我々日本人は、明治維新以降の近代化の途上で、多くの西洋文明を多く採り入れて来た。そういうこともあってか、我々の多くは、西洋への憧れとか、あるいは崇拝に近い気持ちを持っているものと思われる。一方で、我が国が位置する同じアジア地域については、それほどの気持ちを持っていない様に思われる。

これは多分に、アジアの国々についての知識が不足していることにあるのだと思う。中学校や高校で学ぶ世界の歴史においては、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、アメリカ等の内容が殆どを占め、アジアについては中国を除けば、例えばタイ、ミョンマー、ヴェトナムやスリランカなどに、どのような王朝があって、どのように繁栄したかというような歴史については殆ど触れられていない。それ故に我々はアジアのことについて多くを知らないので興味の持ちようがないのである。西洋のこともいいが、アジアのことももっと知る必要があると感じた。

このようなアジアの知られざる歴史として、スリランカの例を挙げておきたい。「世界遺産ドリーム対決」という番組の中で、素晴らしい同国の宮殿遺跡が紹介されていた。

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スリランカ中央部の密林地帯に、シーギリヤ・ロックと呼ばれる高さ200メートルの巨大な岩山がそびえている(写真参照:マチュピチュに似ている)、これは大規模な建物の遺跡(約1500年以上前の遺跡)で、ここに王の宮殿が建っていた。岩山中腹に描かれた壁画には、官能的な姿でほほ笑む大勢の天女たちの絵がある。この宮殿を築いたのは5世紀のスリランカの王・カッサパ。彼は父である王を殺して王位に就いたが、後悔の念に苛まれ、父を弔うためにこの宮殿を建てたのだという。

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2013年5月11日 (土)

阪神 藤井彰捕手・阪神を支える陰の人

スター選手ではないがチームを支えている選手も多い。縁の下の力持ち的存在の選手である。阪神の藤井彰捕手もその一人だ。地味であり目立たないが、投手を精神的に支えている。打撃もまずまずである。楽天より移籍して来た頃は、城島選手の陰に隠れて出場の機会も少なかったが、今や阪神には欠かせない選手だと思う。

先日、藤波晋太郎選手がNHKの番組で取り上げられていた。藤波選手は、今年入団したばかりにもかかわらず好成績を上げている。しかし藤波選手の様な選手でも高校時代は挫折感を味わったらしい。1年生の時、甲子園出場を決める大事な試合でピッチングフォームが突如乱れ、あと一歩のところで敗れ去った。その苦い経験を基に、安定したフォームを作るべく、自らの弱点を研究し修正し続けて来た。このことが現在の状態に繫がっているという。このためには人のアドバイスも率直に聴き、その中から自分が良いと思うことを採り入れて来た。そういう謙虚な性格も彼の強みだ。

それに加えて、藤波選手の今の活躍には、NHKではあまり取り上げられていなかったが、藤井選手と云う度量の広い、信頼できる大先輩がいたことも大きく影響しているのではないかと私は思うのである。

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2013年5月 8日 (水)

阪急電車、片道15分の奇跡

大阪・兵庫に住んでおられない方はご存じないかも知れないが、阪急電車今津線という、宝塚から西宮北口に至る路線がある。先日、その路線を舞台にして繰り広げられる『阪急電車片道15分の奇跡』というドラマをTVで観た(昨年初め、既に映画化されている)。
 
以下はあくまでも、私の感想である。

 
このドラマは、複雑な現代社会の中で生きる様々な悩みを抱えた、あるいは問題意識をもった人たちが、同じ車内で偶然に出会い、僅かな瞬間会話を交わし知りあう。そして最後には、それぞれの悩みや問題意識が解決され、ハッピーエンドに終わる。ほのぼのとした暖かみを余韻として感じる人間模様を描いたドラマであった。

主役?を演じるのは女優の宮本信子さん。両親が多忙の故、いつも孫娘を連れて行動している祖母役で登場している。その素晴らしい円熟した演技に感動した。そして車中で偶然に出会った人たちを慰め元気づけ、再生?させる役目を担っている:恋人を同僚に奪われたOL、仲間はずれにされた小学生の女の子、恋人の暴力に悩む女性など。おばさま群団のおしゃべりマナーをたしなめる場面もある。またふとしたことでお互いを知り恋人同士に発展するカップルの話などもある。恋人を同僚に奪われたOLを演じる中谷美紀さんの演技も印象的だった。社会教育の教材としても立派に使えるドラマではないかと最後に思った。

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2013年5月 3日 (金)

阪急トラピックス社躍進の理由

旅が好きなので国内や海外旅行を時々するが、その時よく利用するのが阪急トラピックス(trapics)社である。その他の旅行社のことはよく知らないが、阪急トラピックス社で旅行した時、ご一緒した人たちの話を聞くと、同社に対する満足度が高く、不満足の声をあまり聞いたことがない。日程や訪問先、添乗員さんやガイドさんのサービス、食事などについてである。

現在、同社はJTBに次いで業界第2位に躍進している。この理由は何故だろうかと自分でも考えていたが、やはりそうなのかと、先日あの江口洋介...さんが出てくる『ガイアの夜明け』という番組で同社が紹介されているのを見て成程と思った。
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阪急トラピックスでは、社員にやりがいを感じさせる仕事の与え方をしているという。ある程度自主性に任せ、そして失敗してもある程度容認し、決して正面きって怒ったりはしない。社員の人格を尊重している。

それ故、同社の離職率は5.4%であり、我が国の最近の若者の離職率、入社して3年目に退社する割合の平均約30%に比べて著しく低い。

誰でも、一旦会社に入れば、特別な事情を除いて、そこでずっと働き続けたいと思うのが普通であると思う。個人の幸せが、結局は会社の幸せに繫がるというのが、最も望ましい形であると思うが、同社においては、このことが当てはまっていると言えるのだろう。

昨年、私は拙著「伸びる会社はここが違う~元気企業に学ぶ7ヶ条~」で、同社のような社会に貢献し且つ人を大切にしている小さな会社を紹介させて頂いた。

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2013年5月 1日 (水)

社会に貢献している小さな会社・就活に役立つ本です

昨年、「伸びる会社はここが違う! ~元気企業に学ぶ7ヶ条」を出版してから1年が経ちました。その後皆様のご支援を得て好評発売中です

Amazonimage 本書を出版したいと思い立ったのは、
経営相談や経営のお手伝い、セミナー講師あるいは取材などの仕事を通じて、多くの中小企業の方々とお話しさせて頂く中で、

小さくても必死に頑張っておられる企業の方々に何とか元気を出してもらいたい、そのためにはどうすればよいかということに対して、何らかのヒントとなるようなことを提供し、お役に立ちたいということからです。

最近、経済のグローバル化が進む中、日本企業は、このままで大丈夫なのか?生き残れるのか?と、お悩みになっている方が多いと思います。それにお応えすべく、本書の基調となっているのは、日本的な経営の良さを再評価し、それに基づいて経営を行って欲しいという想いです。

こつこつと真面目に、人を大切にし、社員が協力し、助け合ってやっていくスタイルこそ、今後の我が国企業に求められることではないかと考えています。
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ということで、本書は、今、ご自身の会社の将来のことでお悩みの経営者の方、これから会社を立ち上げられようとしている方、どのような会社に就職しようかと考えておられる学生の方にとっての好適書であると確信しております。
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本書は、あの著名な「ビジョナリーカンパニー(ジェームズ・C・コリンズ他著)」などからヒントを得ています。そして、「ビジョナリーカンパニー」の日本・中小企業版とも言える本だと自負しています。
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第1章で、我が国に相応しい企業経営の形は何かについて考え、日本的な経営を基軸とした企業経営の良さと、弱点を記しています。

続く第2章では、元気な企業、伸びている会社の共通の特徴とも言える7カ条を、我々独自の視点で定めました。

そして最後の第3章では、我々著者が経営相談や経営支援、取材などでかかわりを持った30の企業様について、元気に活躍し、伸びている 理由は何かについて記しました。

本書の出版に当たりましては、大阪大学名誉教授で、現在、関西学院大学大学院経営戦略研究科教授の宮本又郎氏のご推薦を頂きました。

大阪の某書店にて(出版直後)
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2012年3月14日、日本経済新聞社、全国版 第1面に掲載された広告です。

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本書に関するアマゾンの情報は、http://amzn.to/y88OgN を参照下さい。

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