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2013年5月28日 (火)

「イオン」一色に思う

ここ数年の間に、大阪箕面市近辺で見かけるスーパーマーケットの経営者の交代。

「KOHYO鮮度館」や「大丸ピーコック」などの経営が「イオン」に代わり、更にその前には、フランスから箕面萱野パークに希望を込めてやって来たカルフールが、箕面の消費者の支持を失い撤退、その後にイオンが入った。

ということで、箕面市近辺はイオン一色になりつつある。 喜ぶべきか悲しむべきか? 

個性的な品揃えをする店が少なくなり、画一化した商品を店頭に並べる大きな店が増えるということは、ある面では淋しいことである。大げさに言えば、街の雰囲気も単調色になり、癒しを感じる空間が減ることにも通じる。小さな店と大きな店が仲良く共存していることが街の活性化に繫がると思うのである。

しかし一方では、これは我々消費者が選んだ結果でもあるのだと思うと何とも言えない気持ちになる。消費者が、便利性や廉価性を求めるが故に、比較的小さな店が経営努力をしているにもかかわらず、その経営努力が資本力不足のためもあり、消費者の欲求に追いつかない、といったことも考えられるのではないか。

消費者には、特に廉価性に目を向けるだけでなく、小さな優良店を守ってあげるという度量が求められるのではないかと思うこの頃である。

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