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2013年5月 3日 (金)

阪急トラピックス社躍進の理由

旅が好きなので国内や海外旅行を時々するが、その時よく利用するのが阪急トラピックス(trapics)社である。その他の旅行社のことはよく知らないが、阪急トラピックス社で旅行した時、ご一緒した人たちの話を聞くと、同社に対する満足度が高く、不満足の声をあまり聞いたことがない。日程や訪問先、添乗員さんやガイドさんのサービス、食事などについてである。

現在、同社はJTBに次いで業界第2位に躍進している。この理由は何故だろうかと自分でも考えていたが、やはりそうなのかと、先日あの江口洋介...さんが出てくる『ガイアの夜明け』という番組で同社が紹介されているのを見て成程と思った。
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阪急トラピックスでは、社員にやりがいを感じさせる仕事の与え方をしているという。ある程度自主性に任せ、そして失敗してもある程度容認し、決して正面きって怒ったりはしない。社員の人格を尊重している。

それ故、同社の離職率は5.4%であり、我が国の最近の若者の離職率、入社して3年目に退社する割合の平均約30%に比べて著しく低い。

誰でも、一旦会社に入れば、特別な事情を除いて、そこでずっと働き続けたいと思うのが普通であると思う。個人の幸せが、結局は会社の幸せに繫がるというのが、最も望ましい形であると思うが、同社においては、このことが当てはまっていると言えるのだろう。

昨年、私は拙著「伸びる会社はここが違う~元気企業に学ぶ7ヶ条~」で、同社のような社会に貢献し且つ人を大切にしている小さな会社を紹介させて頂いた。

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