アジアのことをもっと知ろう!・スリランカ、シーギリヤ
我々日本人は、明治維新以降の近代化の途上で、多くの西洋文明を多く採り入れて来た。そういうこともあってか、我々の多くは、西洋への憧れとか、あるいは崇拝に近い気持ちを持っているものと思われる。一方で、我が国が位置する同じアジア地域については、それほどの気持ちを持っていない様に思われる。
これは多分に、アジアの国々についての知識が不足していることにあるのだと思う。中学校や高校で学ぶ世界の歴史においては、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、アメリカ等の内容が殆どを占め、アジアについては中国を除けば、例えばタイ、ミョンマー、ヴェトナムやスリランカなどに、どのような王朝があって、どのように繁栄したかというような歴史については殆ど触れられていない。それ故に我々はアジアのことについて多くを知らないので興味の持ちようがないのである。西洋のこともいいが、アジアのことももっと知る必要があると感じた。
このようなアジアの知られざる歴史として、スリランカの例を挙げておきたい。「世界遺産ドリーム対決」という番組の中で、素晴らしい同国の宮殿遺跡が紹介されていた。
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スリランカ中央部の密林地帯に、シーギリヤ・ロックと呼ばれる高さ200メートルの巨大な岩山がそびえている(写真参照:マチュピチュに似ている)、これは大規模な建物の遺跡(約1500年以上前の遺跡)で、ここに王の宮殿が建っていた。岩山中腹に描かれた壁画には、官能的な姿でほほ笑む大勢の天女たちの絵がある。この宮殿を築いたのは5世紀のスリランカの王・カッサパ。彼は父である王を殺して王位に就いたが、後悔の念に苛まれ、父を弔うためにこの宮殿を建てたのだという。
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コメント
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