次世代の高画質放送計画に疑問を感じる
最近、テレビを巡る時の流れはあわただしい。
フルハイビジョンに始まり、地上デジタル放送への切替えが2年程 前の2011年7月に完了(関東大震災の被災3県を除いて)、続 いて3Dテレビが出現、そしてまた高精細な映像技術の開発を受け 、この程我が国の総務省は次世代の高画質放送に関するスケジュー ルをまとめている。
それによると現行のフルハイビジョンの4倍の画素数となる『4K 』は2014年、更に高画質な『8K』は2020年にそれぞれ商 用サービスを本格化するという。『8K』はスーパーハイビジョン とも呼ばれる。これには2014年のサッカーワールドカップ、2 016年のリオジャネイロ五輪、東京が開催を目指している202 0年の五輪、などに先駆けて高画質なテレビの開発を成功させたい という想いがあるらしい。
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ここで私が疑問に思うのは、高画...質のテレビが本当に必要なのかどうかということである。見やすさ とか目の健康といった観点では、今のフルハイビジョンで十分楽し めるのではないかということである。画像を専門的に扱いたいとい う一部の人たちにとっては必要かも知れないが、我々一般の人たち にとっては無駄なことである。
この間テレビを買ったのにまた買うの?と思われる人が多いのでは ないか。『3D』テレビだってそうだ。立体的な画像を見て、何が 面白いのかと思ったが、案の定、需要がのびず低迷している。
資本主義の世の中、需要を喚起しなければ、メーカーの雇用も維持 されず、また経済の成長にもつながらないということは理解できる が、やみくもに需要を喚起することは止め、見栄をはらず、適度な 期間をもってモデルチェンジをすべきだと思うのである。これは限 られた地球資源の保護にも繫がることである。
フルハイビジョンに始まり、地上デジタル放送への切替えが2年程
それによると現行のフルハイビジョンの4倍の画素数となる『4K
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ここで私が疑問に思うのは、高画...質のテレビが本当に必要なのかどうかということである。見やすさ
この間テレビを買ったのにまた買うの?と思われる人が多いのでは
資本主義の世の中、需要を喚起しなければ、メーカーの雇用も維持
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