天神祭
7月25日は本宮で、この祭りのハイライトは「船渡御(ふなとぎょ)」が行われました。天満宮表門を...出発し陸渡御を終えた一団が、天神橋北詰で次々と船に乗り込みます。その船団は数百艘。菅原道真の御神霊を乗せた「御鳳輦船(ごほうれんせん)」や「供奉船」は天神橋を発進し、大川の上流へ。一方、御神霊を迎える「奉拝船(ほうはいせん)」の一団は、都島駅近くの飛翔橋から大川を下ります。今回、私たちは大阪商工会議所の奉拝船に乗せて頂きました。尚、この船には司会者として桂蝶六さんが乗船し案内してくれました。
奉拝船での遊覧は午後6時から9時まで3時間に及びました。その間、「御鳳輦船」や能が演じられている「能船」、手漕ぎの船「どんどこ船」、また天神橋商店街やライオンズクラブ、日清食品などの「奉拝船」など、沢山の船と出会いました。タレントの眞鍋かおりさんが乗船している船にも出会いました。船渡御では、船と船がすれ違うたびに「大阪じめ」という挨拶が行われることを始めて知りました。浪速の商人には欠かせない習慣だそうです。(大阪じめ⇒ ①打ちまーしよ、チョンチョン ②もひとつせー、チョンチョン ③祝うて三度、チョチョンがチョン)。
天神祭の人出は100万人だそうです。大川の沿岸、天神橋や天満橋の上、ビルやマンション、大勢の方が見物されていました。後でテレビ大阪の天神祭中継録画を観ました。祭りにはやはり人を高揚させる特別な雰囲気があるのでしよう。その番組では天神祭での思い出話について、アンケートを募集していましたが、祭りの時にプロポーズされたとか、何かの事情で離婚したものの、年に一度、祭の時には再会しようと約束し、幾度か会う内に、再婚し今は幸せに暮らしているとか、恋に関するものが60%も占めていたのは、印象的でした。
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