マンドロ祭(万灯籠祭)
この夏、8月3日、地元、箕面・萱野地域で行われた「まんどろ 火祭り」を初めて観ました。地域の子供たちなど多くの人たちが、松明(たいまつ)や提灯を手に、かやの中央(ヴィソラ)の中を流れる千里川沿いの川道を練り歩きました。「マンドロとぼせ、マンドロ燃やせ・・・」と歌いながら、賑やかに、光の行列をつくっていました。
「マンドロ(万灯籠)」と呼ぶ行事は、愛宕信仰になぞらえた火祭りです。
昔、箕面のそれぞれの村落は、村を火災から守る防火の神として、必ずひとつの愛宕の祠を祀っていたそうです。愛宕という神は防火の神であり、それぞれの村は、京都の愛宕山から護符や分霊を頂いて持ち帰り、祠に収めて、その効験を祈りました。
しかしこの祭りは次第に行われなくなって来ました。この萱野地区では10年前に、この祭りを復活させ、今日に至っています。このような伝統ある祭が今後も続いて、後世に残して欲しいものです。
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