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2014年1月 3日 (金)

新年を迎えて 今年も明るい年に!

今年はどのような年になるのか予測もできませんが、
自分のことでも、家族のことでも、世の中のことでも、
明るく希望の持てる年に なって欲しいと願っています。

「新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の
                 いやしけ吉事(よごと)」  (大伴家持)...

 (新しい年の初めの初春の今日、めでたくも降る雪のように、
                 いよいよ良いことが重なるように)

私の好きな、万葉集の最後を飾る大伴家持が詠んだ歌です。彼は759年の正月元旦の賀宴においてこの歌を詠みました。当時、正月に雪が降るのは、豊年になる前兆と云われていました。
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この歌は、いわゆる“明るい歌”ではありませんが、歌そのものは明るい歌のように見えます。

晩年の大伴家持は不運に見舞われました。家持の庇護者であった左大臣橘諸兄の死後、時の権力は藤原仲麻呂に移り、そのため、一族もろとも中央から遠ざけられました。この歌は家持が、左遷され、因幡守(いなばのかみ)となり赴任した、現在の島根県で詠んだ歌です。

悲運の中でも、希望を求めて懸命に生きる家持の気持ちが表われている様な歌です。写真は富士山の写真です。私の静岡に在住する友人が送ってくれました。

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