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2014年1月 8日 (水)

対談:瀬戸内寂聴 vs ドナルド・キーン

昨日、ビデオで取り置きしておいた、瀬戸内寂聴さんとドナルド・キーンさんとの対談番組『ニッポン・不易流行』を観た。お二人とも同じ91歳。老いて益々若い。これからも未だ人生にやり残したことがあるのだという。寂聴さんは今後も『あおぞら説法』などを続けられるということだし、キーンさんは、石川啄木についての伝記的な著作を、余生で完成させるのだそうだ。

「世の中で、自分は生かされている、少しでも人の役に立ちたい」がお二人に共通した意識だ。私も対談を聴いていて刺激を受けた。これ程の高齢のお二人が、こんなにも、まだ元気な気持ちを持っておられるのだ、私も目的をもって頑張ろう!と。
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キーンさんは2012年に日本国籍を取得された。日本人の心情を限りなく理解して下さっている数少ない外国人の一人である。源氏物語に魅せられたのが、日本を好きになったきっかけだということだが、日本文学の素晴らしさを世界に発信することにより、日本の良さを世界に宣伝して頂いている。ありがたいことだ。

ところで、源氏物語は、過去には、谷崎潤一郎や円地文子などによって翻訳されている。寂聴さんは2010年?に、この完訳を終えられた。翻訳にあたっては、「子供でもわかるように易しく」を心掛けたという。実は私も寂聴さんの源氏物語を愛読しているが、読みやすく面白い。源氏物語を完読する秘訣は、「あさきゆめにし」の様なマンガ本で大意をつかみ、次に寂聴さんの著作のような翻訳本を読み、最後に原文を読むのがいいそうだ。もっとも私は難しい原文を読むつもりはなく、寂聴さんの翻訳本で十分だと思っている。

番組では、他に、伊勢神宮・遷宮の素晴らしさ、三島由紀夫、川端康成のことなどが話題に上っていたが、最後にお二人とも、最近の社会的・政治的状況を嘆いておられたのが印象に残った。原発問題が収束しない中でのオリンピック開催、特定秘密保護法案の法律化など。
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