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2014年2月

2014年2月22日 (土)

ソチオリンピック・女子選手の活躍に感激

昨日の女子フィギュア。寝る前に少しだけ見ようと観戦したが、浅田選手が自己最高得点を出したところで、若しかしたらメダルを取れるかも知れないと思うと、最後まで見たいと気持ちが変わり、最後まで観ることになった。終わったのは午前4時であった。

浅田真央選手はとにかくよく頑張った。その精神力には驚かされる。前半戦の失敗をものともせず、結局5位に終わったものの、優勝したロシア選手、2位のキムヨナ選手、3位のイタリア選手と比べても遜色なかった。前半の成績が悔やまれる。スピード感、優雅さ、...など全てが素晴らしいものだった。彼女にとって有終の美を飾ったともいえる。

優勝したロシア選手の評点を巡っては、地元のロシア選手であるので採点が甘かったという噂も流れているが、素人目だが、キムヨナさんも素晴らしかったが、ロシア選手の方がキムヨナさんよりは、私には演技が少し華麗に感じられた。
ところで、浅田選手に対する森元首相の心ない、不穏当な発言が伝えられているのは遺憾なことである。元々この森さんは、表現力が未熟であり、微妙な表現力ができない人であるので、このような表現となったのであろう。一部の自民党議員やNHK会長、百田委員のような最近の国家主義的な色彩を帯びた発言とは、少しニュアンスが異なるが、いずれにしても品格が疑われる。
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このフィギュアを観ている時、フリースタイルスキー女子ハーフパイプで小野塚彩那選手が銅メダルを獲得したニュースが伝わって来た。彼女も銀メダルを獲得した竹内選手と同じように、独力で努力して頑張って来た人である。このように地道に努力して来た人に栄光が訪れるのを目撃することは嬉しいことだ。彼女が、スキーの手ほどきを受けた祖父の位牌を掲げ、写真に収まっている姿にまたまた感激した。

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2014年2月20日 (木)

竹内智香選手、銀メダルおめでとうございます!

男子スキー・ジャンプ団体で、葛西、清水、竹内、伊東の4人のメンバーが16年振りの銅メダルを獲得。それぞれ怪我や持病を抱えての苦しい道のりを越えての奮戦ぶりに大変感動した。最年長の葛西選手は、16歳での初出場から7回目のオリンピック出場を経ての、初めての銀メダル獲得。よくもここまで辛抱して頑張って来たものだと思った。並みの精神力の持ち主では続かなかったことだろう。後に続く若い人に大きな希望を与えた。
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昨日のスノーボード女子パラレル...大回転での、竹内智香選手の銀メダル獲得。この競技で日本が表彰台に上がるのは初めての偉業とのこと。強力なメダル候補でありながら、メディアではあまりそれらしき紹介が少なかったので、メダル獲得の瞬間一層嬉しく感じた。

表彰台での彼女の笑顔は素晴らしかった。日本での練習環境に満足できず、自ら直訴し、長年強豪国スイス代表選手と行動を共にするなど行動派でもある。また一方では、北海道の出身でありながら広島に拠点を持ち、スノーボードのアルペン競技を広島で開催するために奔走。外国選手らに被爆の体験を聴いてもらうなど、広島の観光大使としても活躍中。今後の彼女の多面的な活躍は楽しみだ。

「支えてくれた日本に恩返ししたかった」「広島は第二の故郷」というメダル獲得後、彼女が発した、他の者を思いやる言葉が印象に残る。

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2014年2月16日 (日)

岩手県・大船渡高等学校吹奏楽部の一行が箕面へ

2月15日(土)
本日、岩手県・大船渡高等学校・吹奏楽部の皆様一行43名が箕面に来られたので、仲間4人と箕面の滝道を観光案内した。一行の殆どは女子学生。前日には雪が積もったので、道の凍結が気になったが、雪はすっかり解け、問題もなく楽しんでもらえたと思う。

箕面が初めての人が多かったので、箕面の歴史や奥の細道紀行で岩手県・平泉を訪れ、そこで句を残した松尾芭蕉が、ここ箕面に来て句を残したということなどもお話した。彼女らが特に興味を示したのは、箕面の「猿」や「ゆるキャラ・滝の道ゆずる君」であった。まだ若いのだから肯ける。

ところで箕面の猿のことだが、以前は餌付けをして人間界に引き寄せていたが、今は自然界に返すという方針に変わったため、人前に姿を現すことは、めっきり少なくなった。しかし今日は例外だった。群れから外れた一匹の猿が、箕面の滝のところに現れ、じっと長い間我々を見つめていた。これを見て学生らがお猿さんと一緒にポーズをしてカメラに収まっていた。その楽しそうな様子に若さを感じた。

また、滝の道ゆずる君も大変な人気であった。最後の到着点の橋本亭前で、滝の道ゆずる君の出迎えを受け、全員で一緒にカメラに収まっていた。皆素晴らしい笑顔で楽しそうだった。因みに、滝の道ゆずる君は、全国ゆるキャラグランプリで、全国10位辺りの地位を例年確保している。

尚、今回の大船渡高等学校・吹奏楽部の箕面訪問は、箕面自由学園と姉妹校的な関係があることで、箕面グリーンホールで行われる箕面自由学園吹奏楽部定期演奏会を鑑賞するためである。 写真は、一行に説明した資料の一部です。

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2014年2月10日 (月)

中川政七商店・伝統工芸品の歴史を守る

<伝統工芸品について>
今、読んでいる本に、柳宗悦著『手仕事の日本』という、30年程前に書かれた書籍がある。柳宗悦氏は、民藝運動の創始者と言われている。同氏は優れた民芸品を求めて全国を隈なく歩き、各地に残る美しい手仕事を紹介しながら、日本にとって手仕事がいかに大切なものであるかを訴えた。
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文明の発達と共に機械化、量産化が進むことは避けられないことだが、柳宗悦氏が述べているように、我が国にあるハンドメイドの優れた品物は、我...が国が誇る文化遺産(資産)として、今後も残していくべきであり、このことが我が国の細やかなモノ造りを支える大きな柱になるのではないかと私は思っている。
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この本を読んだ後、テレビで、中川政七商店という、奈良県で300年続く老舗企業の存在を知って感動した。同社は麻織物(奈良晒し)の製造業者だが、全国に33店舗を持ち成長を続けている。
特筆すべきは自社製品を製造・販売するだけでなく、全国の伝統工芸品を自社の店舗で売り、瀕死状態のモノ造り企業を再生しているのだ。社長の中川淳氏は、2年間の大手電機メーカー勤務を経て、家業を継いだ。そして赤字で喘いでいた同社を再建させ。更に優れた製品を持ちながら廃業の危機に陥っている中小企業の経営支援に暇がない。
同社が、東京丸に構えた「中川政七商店」には、自社の麻織物だけでなく、包丁、土鍋、ノート、陶磁器など暮らしに密着した伝統工芸品が並べられているそうだ。私も機会があれば見にゆきたい。

中川政七商店→ http://www.yu-nakagawa.co.jp/about/

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2014年2月 5日 (水)

アメリカの良心を代表した ピート・シガー

<アメリカの良心・ピート・シガーさん>
アメリカの良心を代表した偉大なフォーク歌手・ピート・シガーさんが1月27日、亡くなった。94歳だった。若い方はこの偉大な歌手を知らないかも知れない。彼は、1940年代から活動を始め、数々の愛される名曲をつくった。

代表作に「花はどこへ行った」がある。美しく、希望を与える歌だった。私の青春時代の思い出として今でも鮮明に記憶に残っている。

この「花はどこへ行った」は、当時のベトナム戦争に抗議するフォークソングで、ピーター・ポール・アンド...・マリーによって歌われ有名になったが、それ以前も歌われていた。ピート・シガーはロシアの作家、ショーロフの小説「静かなドン」の中のコザックの子守唄からヒントを得て、この曲を作ったと言われている。

この歌は、ピーター・ポール・アンド・マリーの後、ドイツの女性歌手、マレーネ・ディートリッヒによって東西ドイツ分断下のドイツで歌われ、ベルリンの壁で隔てた東ドイツの人々に希望を与え続けたと言われる。

また、フィギュアスケート、サラエボオリンピックの優勝者、カタリーナ・ビット(この時は東ドイツ所属)が、次のオリンピック、リレハンメルオリンピックで、全盛期を過ぎていたにもかかわらず出場し、この「花はどこへ行った」の曲で演技し、サラエボ紛争という悲劇を乗り越え、世界へ平和の必要性を訴えたという。この時、7位に終わったが、会場の観衆からの拍手は鳴り止まなかったと言われる。
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歌は国境を超えて伝わる不思議な共通語だ。不思議な力を持っている。しかし、全ての歌がその様であるわけではない。やはり作曲者、作詞者の人生における、或いは人間社会に対する深い使命感に満ちたものだけが、「花はどこへ行った」のように永遠に生き続けるのだろう。
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2014年2月 3日 (月)

桝添氏は本当に優勢なのか?=現場と世論調査の乖離

大阪在住ですが、都知事選には無関心でいられません。
この都知事選は、地方選挙の一つではありますが、我が国が、将来に亘って平和で健全な歩みを進めていくことができるかという命運を大きく左右するものだと思うからです。
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都知事選。メディアの伝える報道によれば、桝添氏優勢と伝えられていますが、これはどうも実態を反映していない様にも思われます。実際は細川氏が優勢。街頭演説での集客も細川氏の様が圧倒的に多いように見受けられます。

最初...の写真は、2月2日午後、銀座4丁目付近、細川陣営の演説を聞く有権者の姿です。日本橋方面に向かって遠くまで人垣ができています。同じ場所で行った舛添陣営はこの半分もいなかったとのことです。練り歩きをしても人だかりさえできない舛添候補の街頭演説会では想像もつかない人気です。

小泉元首相は「細川さんが原発をゼロにし、自然エネルギーで成り立つ社会が来る。新聞の世論調査のように細川さんが2位ということはありえない」と“予言”し、会場を沸かせました。

2番目と3番目の写真は、別の日のものですが、瀬戸内寂聴さんも駆けつけ、必死の応援をされています。
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どうも、マスコミの世論調査とのギャップがあるようです。

宇都宮氏との一本化が出来なかったことは残念ですね。

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