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2014年3月 4日 (火)

東欧の美しい国・チェコ

先週、東欧を旅した。日本では、東欧については西欧に比べてあまり知られていない。最初に訪れたチェコは美しい国だった。西欧諸国と遜色がないほどに、いやそれ以上に美しく感じられた。その首都プラハは、スメタナの交響詩「和が祖国」で有名なヴルタヴァ(モルダヴ)川が、町の中央をゆったりと流れる。建築博物館の街と称賛され、ロマネスクからゴシック、ルネッサンス、バロック、アールヌーヴォーと各時代の建物がよく保存され、迷路のように入り組んだ石畳の道が所々に見られる。周辺国の侵略を幾度となく受け...ながらも、奇跡的に殆ど破壊されなかったからだという。
首都プラハの歴史は、神聖ローマ帝国およびボヘミア王国の首都として栄えた14世紀に遡る。プラハ城やカレル橋(写真参照)などは、この時代に造られた。
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チェコと云えば、私にとって1968年の民主化運動「プラハの春」が思い出される。今から46年程前、当時のチェコ改革派のドブチェク氏が主導したチェコの自由化運動がソ連の戦車によって蹂躙され、鎮圧された。その時、自由を求める市民にソ連軍が容赦なく発砲している映像を今でも鮮明に覚えている。その事件が起きたのが写真にあるバーツラフ広場である。大きな広い広場だ。

このバーツラフ広場には、自由の象徴としてキリスト教をチェコで初めて公認したバーツラフ王の乗馬姿の像が設置されており、私が訪れたのは夕方であったが、最近のウクライナの内戦で犠牲になった人たちを悼んで沢山のローソクが灯されていたのが痛々しく感じられた。記された文字は、We are with you. UKRAINA と読めた。 
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