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2014年3月 9日 (日)

日本の電器製品に望まれること

先日、男性にとっての必需品である“髭剃り器”が、そり具合が悪くなり老朽化して来たので買い替えようとある店に入った。従来使用して来たのは、ブラウン社(BRAUN社)の髭剃り器である。店に入るとパナソニック社の髭剃り器がまず目についた。その品揃えの多いことに驚かされる。髭剃りの程度、髭剃りの箇所に対応して無数?といっては大袈裟だが、かなりの品揃え。これではどれを選んだらよいのか躊躇する程である。

一方、従来使って来たブラウン社のものは、極めてシンプルで、品揃えも少なかった。結局ブラウン社のものを買い求めた。シンプルで使い勝手も良さそうだからである。実際使ってみても非常に良かった。出来れば日本製品を使いたかったのに、残念だ。

日本の文化の基調をなすのは、“わびさび“であり、ものについても多くのものは、シンプルなものを志向して来た。しかし、携帯電話やスマートホンもそうだが、余りにも複雑な機能に懲りすぎて、使用者の気持ちを反映しないで製品が、最近増えて来ている様だ。技術については世界最先端を走りながら、使用者の気持ちを取り入れない製品作りを続け、世界の使用者の気持ちを掴み切れず、ユーザーを獲得損ねていることは、非常に残念なことだ。

但し、これは日本製品全部について言っているわけではなく、我が国伝統の「シンプル」さ、を追及している製品も多いことも受け加えておきたい。

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