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2014年9月20日 (土)

スコットランドの独立を問う住民投票に思う

スコットランドの独立を問う住民投票。 反対票が賛成票を予想以上に上回り、イギリスの分裂は回避された。これで良かったのではないかと私は思った。本来ならばスコットランドが単独に国家を形成するのが筋であるが、財政的に、経済的に単独でやっていくのは難しいし、多くの困難が予想される。それならばこれを機会にイギリス国家の中で自治権を拡大して行く方が良いのではないかと思った。

これに加え、イギリスには世界で最も民主主義が成熟した国家の代表として、独りよがりで横暴なアメリカを抑え、周辺国への拡張を目指す全体主義国家・中国共産党独裁政権を抑える役目を担ってもらわなければならない。それにはスコットランドの離脱による国力低下という事態を避けることができ、世界の民主主義の主宰国として引き続き国力を維持することができて良かったと思う。
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世界には多くの民族が...存在する。それぞれの民族がそれぞれの国家を持つことは理想である。ところが国家というものは、多数派の民族が少数派の民族を併合して成立することが多い。国家の成立にあたって、それを構成する諸民族が、その国家体制に関して民主的な手続きを経て、合意し、納得して行われる場合と、そうでない場合がある。

スコットランドとイギリスの関係は、全くそうであるとは言えないが、前者の場合であり、同じ民主主義が成熟した民族同志の合併であった。一方、中国とチベット、新疆ウイグルの場合は、中国共産党による一方的で有無を言わせぬ強制的な併合であった。このような強制的な併合は許されない。
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S・ハンチントンによる「文明の衝突」という有名な著作がある。これによればソ連が崩壊した冷戦後の国際政治は、同一もしくは近い文明に所属する国家や民族が連帯し、異なったもしくはより遠い文明に属する者たちと争うという構図は避けがたい?と述べている
例えばイスラム社会と西欧社会との争いである。今回のスコットランドとイギリスとの関係も民族の違いということに起因する争いがあるが、何とか両国はそれ程極端な違いがあるわけではないので、仲良くやって行って欲しいものである。

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